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スマッシュ・2023/5月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(3/21日発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙はトップ選手5人のコラージュです。インディアンウェルズではケガから復調したアルカラスが優勝し、ランキングも1位に返り咲きました。もちろん今週のマイアミも第1シードのドローですから、サンシャイン・ダブルを成し遂げてくれると面白そうです。急成長中のベン・シェルトンにも注目です。
右画像は特集の「扉が開いた瞬間・最終回/杉山愛編」です。ビリー・ジーン・カップの監督に就任した杉山愛さんにインタビュー。ジュニア世界ランキング1位になり17才でプロ転向。スランプを乗り越え2003年のステートファームクラシックで単複2冠を獲得(降雨の影響で最終日にシングルスの準決勝と決勝を戦い、その後ダブルスの準決勝と決勝と4試合を勝ち抜いた)し、“Sugiyama Slam”と報じられたのは有名な話。自身もこの日がプロ生活最良の日と振り返っています。そして半年後にはシングルスでランキングトップ10入りを果たしています(もちろんダブルスでの最高位は1位)日本人女子選手での突出した選手であることに間違いありません。監督としても日本チームを引っ張っていってください。

【巻頭の技術モノは“ショット、基本総点検/間違いだらけの自己流をから卒業せよ”です】
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サービスはアリアシム、フォアハンドはジョコビッチ、片手バックハンドはシチパス、両手バックハンドはナダル、ボレーはアルカラスから、それぞれモデルの分解写真ををお手本にして、基本をしっかりとマスターしなさいという、32ページでの構成。テーマは“春だ!テニスだ!コートに集まれ!”そして、“テニスは春からうまくなる”とのことです。

【サービスとボレーは沼尻啓介クン/お手本になります】
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サービス編では、グリップ、トス、プロネーション、打ち出し、下半身との連動、着地の6項目を細かくアドバイスしてくれます。またボレー編では、構え、ステップイン、スイングの大きさ、スイングの方向の4項目で指導してくれています。分解写真のモデルがベン・シェルトンとムグルサってのが良い選択ですね。それにしても左下の沼尻クンのネットへの詰め、オシャレです。シングルスでもダブルスでもこんな感じでプレーしたいですね。

【ダブルスの新常識では“もう迷わない!ポーチを確実に決めるためのコツ”です】
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元全日本ダブルスチャンピオンの片山翔と江原弘泰の、浅草コンビによるダブルス講座も今回でもう13回目となりました。今号での必須技術は「ポーチ」キーワードは“ネットに向かって斜めに出ればポーチの成功率が上がる”とのこと、また片山さん曰く「ポーチには出るor出ないではなく、出るor出るです。ダブルスはもう戦争。シングルスとは別のスポーツです。絶対出るのですから、どう出るかだけを考えて相手を仕留めにいきましょう」とのこと。仰るとおりです。そして江原さんのようなフォームでポーチに出ましょう。