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Smile Sports誌の最終号は国枝慎吾が表紙を飾る [Tennis Books]

【東京都スポーツ文化事業団発行のフリーペーパーが休刊になります】
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https://www.tef.or.jp/pr_magazine/7e54a69a91077db87a898c8ca3a30548.pdf
「Smile Sports」の最終号の表紙でこの雑誌では2度目の表紙での登場となる、車いすテニスで活躍した国枝慎吾。パラリンピックで4つの金メダルを獲得し、グランドスラムでは50回の優勝を飾り、生涯グランドスラムを達成。そしてパラスポーツ選手として初の国民栄誉賞を受賞しました。27年にわたる現役生活を振り返って、新たな目標を語っています。

【ラケットを持たず、普通の荷物で海外旅行をしてみたいって気持ち、本当に分かります】
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インタビューでの国枝慎吾のコメントで気になったのは…
●「4大大会ではロッカールームにロジャー・フェデラーやノバク・ジョコビッチがいますから。そうなると、テニスを好きな方が車いすテニスを見る機会も増えますし、メディアもたくさん来ますし、当然賞金も増えます。そういう環境も僕には幸運でした。一方で、オリンピックとパラリンピックを同じ管轄で行っている競技団体は多くありません。バスケットボールも陸上競技も別ですから。日本に目を向けてみると、テニス協会と車いすテニス協会は別ですが、アメリカのテニス協会は車いすテニス協会も中に入っています。日本もそうした垣根を壊していくことで、もっと盛り上がっていくことにつながると思います」

●「テニスをはじめ、バスケットボールや陸上競技など、フィールドが同じ競技ならやりやすいと思います。ただ、垣根を取り払うには、パラの団体がオリの団体にメリットを提供できなければいけまん。我々で言うと、車いすテニスがテニス協会にとって、価値があるものであることが大事です。たとえば、昨年のジャパン・オープンテニス選手権では、健常者の大会と車いすの大会が同時に行われた中で、一番評判が良かったのが僕らの決勝戦(国枝慎吾vs小田凱人)だったそうです。世界のトッププロが出場していても、僕らの試合が評価されたということは、メリットを提供できたということです。そういったWin-Winの関係になっていかないと、完全な統一とは言えないですよね」

国枝慎吾がこれから何かをやってくれそうな気がムンムンします。期待!