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今年のデビスカップ・ファイナルズはイタリアが優勝 [TENNIS LINKS]

【イタリアが47年ぶりの2度目の優勝を決めました】
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https://www.daviscup.com/en/home.aspx
今年のファイナルズは16ヵ国が4チームによる4グループに別れて、9月12日~17日にラウンドロビンを行い、グループステージを以下の会場で戦い(会場はイタリア・ボローニャ、イギリス・マンチェスター、スペイン・バレンシア、クロアチア・スプリトに分かれて)各グループの上位2チーム(イタリア、オーストラリア、セルビア、フィンランド、オランダ、イギリス、チェコ、そして前年優勝のカナダ)が決勝トーナメントに進出しました。スペインのマラガでのトーナメントは、準決勝でイタリア対セルビアが対戦し、第1試合でミオミル・キツマノビッチ(セルビア)がロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)に6-7(7) 6-2 6-1で逆転勝利をおさめたあと、第2試合はヤニック・シナー(イタリア)がノバク・ジョコビッチ(セルビア)とのエース対決を6-2 2-6 7-5で制して(ジョコビッチのマッチポイントが3本ありましたがシナーがそれを凌いでの勝利)1勝1敗となり、勝負のかかったダブルスでシナー/ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)がジョコビッチ/キツマノビッチを6-3 6-4で退け決勝進出を決めました。一方のオーストラリア対フィンランドの対戦は2-0でオーストラリアが勝利し決勝に駒を進めました。

決勝は、第1試合でマッテオ・アルナルディ(イタリア)がアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)を7-5 2-6 6-4で倒したあと、第2試合のエース対決でシナーがアレックス・デミノー(オーストラリア)を6-3 6-0で退け、1976年以来47年ぶりの優勝を手にしました。

【イタリア優勝の立役者はなんと言っても、ヤニック・シナーでした】
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イタリアにはニコラ・ピエトランジェリ(1954-72にチームでプレーし、イタリア・デ杯出場選手の最多勝などの経歴の持ち主)というスーパースターがいて、盛岡であったデビスカップの時も来賓としていらっしゃっていましたが、1976年の優勝の時はコラド・バラズティ(フォニーニのコーチで前デ杯監督)とアドリアーノ・パナッタの2枚看板で優勝しました。今回の優勝はシナーの活躍してないモノでしたから大アッパレとしか言いようがありません。イタリアチームおめでとうございました。