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兵庫チャレンジャー・明日はスーパーフライデーです [TENNIS IMAGE]

【シングルスのベスト8に日本人選手が6人】
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第1シードは西岡良仁。順調に勝ち上がっています。

【第2シードは伊藤竜馬】
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ドラゴンショットが炸裂しています。

【第3シードは守屋宏紀】
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2回戦では、ファーストセットを落としましたがすぐにリカバーし、ファイナル勝ち。ダブルスではペアの肉離れにより2セット目途中で棄権しました。

【第4シードは添田豪】
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豪チャンの試合が観客数がいちばん多いような気がします。テニス通の多い兵庫のファンが好む、いわゆる正当派プレーがその理由かもしれません。

【ダブルスで準決勝に進出した、ニキビペア】
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仁木拓人と吉備雄也の「ニキキビ」[→]「ニキビ」ペア、守屋ペアの途中棄権でワイルドカードながら準決勝に進出。Li(中国)・添田に挑戦です。

兵庫チャレンジャー・裏方さんのお仕事 [TENNIS IMAGE]

【試合開始前1時間前に行なわれる毎朝恒例のミーティング】
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こちらはスーパーバイザー、主審、ラインパーソン、ボールパーソンによる全体ミーティングの風景です。試合進行に大きくかかわる部分ですので、「昨日のフットフォルトを取ったのは…」「コレクションのタイミングは…」などのアドバイスや会話のやり取りがかわされます。ラインは5人ひと組み、ボーラーは3人ひと組みで、1時間仕事をして、30分の休憩というローテーションで、いち日働くことになります。

【プレーヤーズサービスでは練習コートのサイン、タオルとボールの貸し出しなど】
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朝の練習は、その日の自身の試合に割り当てられたコートでの練習の優先利用権を与えられます。選手たちは朝、会場に着くとまずは練習コートのリクエストを書き込み、お水とタオルとボールを受け取って準備に入ります。

【スーパーバイザー・ルーム】
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トーナメントの運営を司るのはATPから派遣されたスーパーバイザー。今大会はドイツからお越しのローランドさん。この方以前は主審をしていて、2015年のジャパンオープンの決勝の主審を務めたことのあるお方です。身長198㎝で包容力のあるおしゃべり好きな人です。

【主審控え室】
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ウエアにつけるロゴの大きさの規定や、ATPからくる業務連絡などが張り出されているほか、アサイメント(誰がどのコートの主審を務めるか)の表などが掲出されています。

【そして試合直前にコートクリーニング】
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前夜にも大型の掃除機をかけて、ボールのフェルトのゴミを吸い取っているのですが、試合の直前にはラインとボーラーで、このように絞ったタオルで最後のお掃除をします。

今日は、目に見えない大会運営の裏側をちょっと紹介しました。

兵庫チャレンジャーのレセプションパーティー [TENNIS IMAGE]

【本戦初日の月曜日の晩はレセプションパーティー】
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フューチャーズやチャレンジャー大会などの国際大会は、本戦の初日の晩に宿泊ホテルなどで“ウエルカムパーティー”が開催されます。まずは主催者のあいさつなどで始まり、協賛企業の方のあいさつ、地元の首長さんなどのあいさつがあり、乾杯となるケースです。

【シード選手が壇上に上がり、西岡良仁クンがお礼の言葉】
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海外のチャレンジャーに出場すると、渡航費などさまざまな出費がかかりますが、こうして国内で開催していただけるとそういった負担も少なく大変に助かりますとお礼の言葉。そして「過去3回の大会で日本人選手がシングルスでの優勝者がいないので、今年こそはボクたちががんばります」とメッセージを残しました。

【スーパーバイザーや主審の皆さんも壇上に】
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スーパーバイザーはドイツから、主審はイスラエル、中国、韓国から。日本の方も3名で審判チームが構成され、記念品の贈呈がありました。これもひとつのおもてなし。

【元プロの不田涼子さんと進行役です】
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兵庫チャレンジャーのスポンサーの方々、選手全員、運営にかかわるスタッフなど、約200人以上の盛大なレセプション。微力ながら進行役もお手伝いしています。

コメントは noblog@tennisfactory.co.jp  or  Call:03-3499-6160

兵庫チャレンジャーの大会グッズ [Custom Made]

【今年も販売用の大会グッズを制作しました】
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会場に入ったすぐの場所に、販売ブースを設置し、初日から販売しています。

【奥にコートも見える場所です】
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今年はドライタイプの半袖と長袖の Tee-Shirts、アメリカ製のフードパーカー、トートバッグ、タオルマフラー、ダブルニットのジップパーカーを制作しました。

【今年の人気はジップパーカーです】
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このモデルはダブルニットの素材で、紺とグレーで展開しています。

【女性に人気なのはこのトートバッグ】
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勝った選手のサイン会なども行なわれていて、このトートバッグにサインをもらう方も多いようです。会場内だけ、期間中のみの販売ですから、バリュー感があります。

カスタムメイド制作は1枚からでも「OK ! 」デザインサポートはお任せください。
詳細は右記からご覧ください。 http://www.tennisfactory.co.jp/team/team.html

ブラインドテニスを体験 [TENNIS IMAGE]

【兵庫チャレンジャーの会場でブラインドテニスの体験会が行なわれました】
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普通のテニスボールの1.5倍くらいのスポンジボールの真ん中に鈴が入っていて、バウンドすると鈴が鳴ります。まずは自分の目で見て、ワンバウンドを確認するのが始まり。

【ちょっとラリーをしてからゴーグルを装着】
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全くのブラインドになります。

【ラリーの始まり。1球目は結構打てる】
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ルールでは3バウンド目まではOKなのですが、スポンジボールが3バウンドになるとほとんど弾まないので、2バウンド目がヒットに最適(ワンバウンドだと位置をつかむのがものすごく難しい)。まずは耳を澄ませて、集中。左右は分かるのですが前後感が慣れるまでに時間がかかります。ポイントは重心を低くすることかな。

【ラリーになると…】
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相手の打ったボールがよく聞こえないし、自分の位置が確認できないため、どこがネットなのか分からなくなり、ラリーを続けるのは非常に困難でした。3球目になったらほとんどを空振りです。半端ない集中力が必要です。

【地元のケーブルテレビの取材まで受けちゃいました】
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こちらの地域のブラインドテニスの会長さんと、インタビューを受けました。日本で発祥したブラインドテニス。いつかはパラリンピックの競技種目にしたいと仰っていました。車いすテニスももちろん難しかったですが、見えない困難さは比べ物にならないくらい大変です。ブラインドのみなさん、がんばってください。

チャレンジャーの予選前夜 [TENNIS IMAGE]

【チャレンジャーの予選はサイン・インから】
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チャレンジャーの予選は32ドロー。3回勝って本戦に上がれますが、逆に言うと枠は32なので、32人しか出場することができません。以前軽井沢フューチャーズの最初の年に予選のサインに40人以上の選手が軽井沢まで来て、出場できない選手であふれた事がありました。予選のサインとはそういうことで、ドキドキしながら締切を待つことになります。まずはサインの会場(基本的にはオフィシャルホテルに用意された部屋)に来て、ひとり一人が自分の名前を用紙に記入します。

【前日の6時に始まり9時が締切です】
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予選には6枠のワイルドカード(主催者推薦選手)が用意されますので、実際にランキングの上から24位までの選手が優先的に出場することになります。そして現在のルールではATPポイントを取得している選手がその対象となり、ATPの選手登録(ITFとは別に年間250ドル)が必要で、18才未満のジュニアは保護者の同意(実際に会場でサインをしなければならない)という事も課せられます。ランキングが上で予選にかかることが分かっている選手は、サインをして早々に引き上げますが、ボーダーラインにいる選手は9時の締切をじっと我慢して待つことになる訳です。なぜ9時までなのかと云うと、チャレンジャーは世界各地で開催されているため、飛行機などの移動になり予選の前日の遅い時間まで門戸を開けて待っていてあげようという配慮があるためだそうです。

【締切後にドローが開始されます】
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8人が勝ち上がれる予選は8ブロック。まずはランキングでシード選手を決め、そのあとはチップを引いて枠の中に流し込みます。あらかじめランキング順に選手に番号が割り振られ、ドロー番号「2」はチップ・10の選手というふうにチップを選んでいく訳です。基本はサインをした選手が立ち会うことが多く、グランドスラムや大きな大会ですと、公開にして行なわれることもあります。ジャパンオープンでも「さあ次は、錦織圭選手の対戦相手は?」となり、チップを引く人に注目を集めるという進行方法もあったりします。

【ドローができたら、オーダー・オブ・プレーを作成、そして…】
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ドローが終わると、次は試合の進行とコートの振り分け。これができるとまずはATPのサイトにアップされ、大会のホームページで発表されます。但しこれだけでは終わりません、主催者は「アサイメント」と云って誰が主審を務めるかを配置します。日本人同士なら外国人審判などというふうに配置する場合などもあったりし、OOPを作ったあともこのような作業があり、終わった時には日付が替わったりする場合などもあります。大会ってこんな裏仕事もあり、なかなか奥深い訳です。

コメントは noblog@tennisfactory.co.jp  or  Call:03-3499-6160

コートのある風景/テニスラボの練習 [TENNIS IMAGE]

【兵庫チャレンジャーの運営サポートのため三木市に入りました】
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大会は明日からのため今日は設営と予選のドローの作成。インドア9面のビーンズドームで開催されますが、ここには4面のアウトドアコートもあり、竹内映二さん率いる“テニスラボ”の練習の拠点になっていて、今日も多くの選手たちが練習をしていました。

【加藤未唯さんと緒方葉台子さん】
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彼女たちは今季の日程も終了ですが、ボレーの練習などでひと汗です。

【本戦から出場の清水悠太クン】
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清水クンはホームコートですから、月曜日からの本戦は地の利を生かしてもらいましょう。

テニスクラシック・2018 /12月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(11/5発売のテニスクラシック)】
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今月のテニスクラシックの表紙は、繰り上がりでツアーファイナル出場を決めた錦織圭サンです。昨年の後半からケガで出場できなかった分、今年のポイントは9位でフィニッシュ、ナダル、デルポトロの不参加により、ロンドンまで今シーズンを戦うことができたのは大きな収穫です。まずはフェデラーとの初戦で結果を残せるかということでしょう。
右画像は今月の中とじ技術モノ「いぶし銀のスライス」の扉ページです。トップスピン全盛のこんな時代だからこそのスライスをテーマに様々なショットを紹介しています。

【巻頭の技術モノは極キレ・スライス、超ハネ・スピン】
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11月はサーブ強化月間とのことで、お尻で打てるスライスサーブとスピンサーブの打ち分け方を紹介しています。やはりスライスで相手をコートから追い出すがテーマですかね。

【ジャパンオープンに来日した若者たち】
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ジャパンオープンで来日したデニス・シャポバロフとヒョン・チュンにインタビューした記事が掲載されています。特に昨年のネクスト・ジェネレーションで優勝し、今年の全豪でベスト4まで進出したチュンはシャポバロフに敗れたものの良い筋肉が育っています。今年、初出場でベスト4に進出したシャポバロフは、ビッグ4を倒すと明言し、なかなか気の強いところを見せています。ここから体幹を鍛えれば行けるかもしれませんね。

【今月の“特トピ”は5ページと、情報が盛りだくさん】
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WTAの最優秀選手はシモーネ・ハレプ。来年の全豪の賞金総額は48億円越え。来年のレーバーカップにはジョコビッチもナダルも出場。シチパスがギリシャ人選手として初めてのツアー優勝。ジル・シモンが通算で450勝を達成。ボリス・ベッカーが皮膚がんで手術。ウィンブルドンのファイナルセットにタイブレーク制度が導入される。などなど話題満載です。

オリジナルプリントの折りたたみ傘 [Custom Made]

【日本歯科大学テニス部の創部55周年記念で折り畳み傘をお作りしました】
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ワンタッチで拡げて、ワンタッチで畳める便利な傘をお作りしました。
55周年ということで、デザインを8パターン作成し、その中からお選びいただいたデザインは、クロスラケットに日本歯科大学テニス部と、55周年の文字を組み合わせました。
左右にボールを置いたことで、良いバランスになりました(自画自賛)。

【老若男女がターゲットなので、紺とエンジの2色で制作しました】
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「55㎝耐風構造自動開閉ミニ傘」というのが業界用語。もっと大きい傘もあったのですが、軽さを重視した骨組みを選び、このモデルに決定。きれいな仕上がりになりました。

【もちろんケースにも名入れしました】
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こちらはスペースに限りがあるので、文字だけで55周年をデザイン。
平置きした時に見える程々の大きさで傘本体と同じフォントで組みました。
ご担当の歯科医師の先生からも「結構好評でした」との連絡あり。こちらこそです。

カスタムメイド制作は1枚からでも「OK ! 」デザインサポートはお任せください。
詳細は右記からご覧ください。 http://www.tennisfactory.co.jp/team/team.html

デニムキャップに新色を追加しました [NOBU ITEM]

【好評のデニムキャップに、ブルーデニムを追加しました】
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ロークラウン(おでこの部分が大きくない)のウォッシュ・デニム素材のキャップです。
デニム生地をバイオウォッシュ加工をしているので、スーズド感があり、柔らかです。

【バックストラップはアジャスター付き】
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がっちりホールドしてくれます。内側の滑り止めもチェックしてください。

【ダークブルーと、ライトブルーの2色展開】
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ダークブルーの詳細は:https://nobu-catalog.blog.so-net.ne.jp/2018-04-01

品番:NC-04_NEW 素材:コットン(デニム)100%
サイズ:フリーサイズ
色目:ダークブルーと、ライトブルーの2色
価格 ¥3.200-(税込み)

ご注文は support@tennisfactory.co.jp  or  お気軽にCall:03-3499-6160

ビーニー(ニットキャップ)をリメイク [NOBU ITEM]

【ダブルビーニー(2つ折りニットキャップ)をリメイクしました】
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昔はワッチキャップなんて言い方もしていました(ジャック・ニコルソン)。
今はビーニーという表現が多いようです。いずれにしてもアクリル100%の水洗いができる、スポーティー・ニットキャップです。

【早朝テニスに向かうには最適です】
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家を出て自転車でコートまで。ミニラリーが終わるまでは冬場の必需品です。
シャツやパンツ同様に、プレーしたその日に洗濯機に入れちゃえます。

【紺と白の2色展開にしました】
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品番:NC-07 素材:アクリル 100%
サイズ:フリーサイズ
色目:白と紺の2色展開 価格 ¥2.500-(税込み)

ご注文は support@tennisfactory.co.jp  or  お気軽にCall:03-3499-6160

以前使用していた「織りネーム」の数々 [INFORMATION]

【今はもう使用していない織りネームです/NOBUの無地】
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NOBUではブランドネームの両サイドを縫い付ける手法は20年以上前に消滅させました。それでも資料として残していたのですが、今回の店内改装と共に断捨離しました。懐かしい気持ちは画像とデータで残しておき処分です。上は珍しいタイプでシャツなどの襟の部分に挟み込むモノです。ボタンダウンシャツのような「布帛生地」などには縫い付けやすいのですが、カットソーにはちょっと手を焼いたようで、ウォームアップなどで使ったくらいになってしまいました。仕上がりは上品で良い感じでしたが…。

【NOBUのジュニアウエア用のもの】
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2色の糸を使ってサイズとのコントラストを作りました。

【NOBU・キッズ】
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ジュニアは実際に試合で着られるウエアというコンセプトで作り、キッズは練習用、普段着用として商品校正をしたため、主にTee-Shirtsなどはこれを使っていました。

【赤×緑、紺×赤をテーマにアイテム制作をしていた頃のもの】
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これは4辺を縫い付ける大きめの織りネームとして制作しました。なにも「BAG」なんてのまで作ることは無かったでしょうに、作っちゃっていましたね。これだけでワッペンのような雰囲気がありましたので、背中だけではなく露出する部分にもつけたりしていました。ツートンパターンも今となっては懐かしい掛け合わせです。

【こちらは「OEM」製品用に使用したものです】
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今でもそうですが、この織りネームがブランドの信用度にもつながる大切なもの。
織りネームは、そのときその時で「今はこんなふうに作る」をテーマに、デザインにも気を配って制作しています。背にこの1枚があると製品として締まった気がするからです。

コメントは noblog@tennisfactory.co.jp  or  Call:03-3499-6160

コートのある風景/鵠沼海岸 [TENNIS IMAGE]

【駐車場の上に作られたテニスコートです】
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先日、納品の帰りに立ち寄ったビーチテニスコートをご紹介しましたが、そのコートを遊歩道を挟んで反対側にある、駐車場の屋上に8面のテニスコートがありました。
名称は「湘南なぎさテニスクラブ」国道134号線の鵠沼海岸交差点付近。

【アスファルトの上にコート部分だけペイントされたコートです】
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この8面分の下が、まるまる駐車場と云う、とんでもない大きさです。

【浜側から見て防砂林の向こうがテニスコートです】
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ペイント部分とのツートンがなかなか微妙で面白い仕上がりです。

【昔は2階も駐車場だったらしく】
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コートレベルまで降りてみると、駐車場だった頃のラインが引かれていました。
10月の日曜日の午後とあって、コートは満杯。ここでは親子で楽しんでいました。
海風が強そうなイメージですが、この日は凪いでいて、気持ち良さそうでした。

テニス部OB有志の会のお揃いジャケット [Custom Made]

【エンジの生地にベージュに刺繍糸がきれいに映えるジャケットをお作りしました】
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大学庭球部に在籍していた時に和知さんという方がOBとして監督を務めていらっしゃいました。当時は和知さんもまだ30才代で、毎日短パンで東横線の綱島にあったコートまでお越しになっていて、当時短パンで電車に乗ることを「和知ル」なんて表現をしていた時代でした。ボクの短パン人生もそこから始まりました。和知さんにはボクが3年生の時から4年間くらい監督をしていただきました。そしてその当時の4年生から、1年生まで(高校3年の学年まで)の5学年が、卒業後1年にいちど集まり、そのメンバーで毎年シングルスのトーナメントをしていました。監督さんからするとボクたちはまだまだ「お子様ランチ」なヤツらばかりで、トーナメントの名称も「Kids Cup」。監督さんが大理石のトロフィーを寄贈してくださり、毎年その覇権を競り合っていました。毎年会場を替えて、1泊2日で温故知新。奥サマも庭球部のOGで、お子様ランチの会を楽しみにしてお越しいただきました。会は25年ほど続きましたが、監督さんが体調を崩され、現在は休会中となっています。このジャケットは、15年続いた時に和知夫人から全員にプレゼントされたものです。夫人にはこだわりがあり、全仏オープンのコートと同じ色の生地で作って頂戴とのリクエストがあり、弊社にて製造しました。左袖にはそれぞれの名前が刺繍で入り、100%オリジナルです。
※ボクはこのご夫妻から「Paul/ポール」というニックネームをつけられ、いつも「おい!ポール」と呼ばれていたのですが、ネーム刺繍は一律名字で入れて、というご指示がスポンサーである奥サマからあったのは今でも理由が分かりません。きっとこうしたことがご夫妻ならではの昭和なこだわりだったのかもしれません。

【ラケットをイラストチックにあしらい「Kids Cup」の文字と掛け合わせました】
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佐賀のウィンブルドン九州、湯河原ラケットクラブ、軽井沢、箱根、御殿場にあったチェンバース、五島列島の福江島、千葉のエストーレ、などなど、メンバーの出身地や居住地などを訪ねて会場を選び、庭球部の同窓会に旅行をつけ、そこでシングルスのトーナメントをやっていた「Kids Cup」。懐かしいイベントでした。

【この1枚で思い出し、撮影しました】
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小野田賢は大学庭球部の後輩で、今年の全日本テニス選手権の大会運営のサポートをしているのが、左の次郎さん。Kids Cup学年では1年生で、学生時代は全日本学生テニス連盟の役員もしていました。そのふたりがFacebookでこの写真をアップしたので「オオ!懐かしい」とクローゼットから出しての撮影です。残念なことに監督だった和知さんは今年の6月に79才で永眠され、お子様ランチのプレーを見てもらえることはかなわなくなりました。幸い年長が64才になるKids Cupメンバーは全員が健在ですので、どこかで復活させたいと思っています。和知さん、安らかにお休みください。
【私事の話題になってしまい、申し訳ありませんでした】