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ポルシェ軽井沢オープン/大会結果 [TENNIS IMAGE]

【シングルスは川橋勇太が伊藤竜馬をストレートで破り初優勝を飾りました】
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6月4日にシングルス決勝戦があり、筑波大学卒・プロ転向3年目の川橋勇太が、ノーシードから勝ち上がり、第2シードの伊藤竜馬を7-5.6-2のストレートで破り見事に初優勝を果たしました。川橋は2019年のレクサス東京オープン以来2度目の優勝となりました。今大会は台風による雨の影響で2日間
試合ができない日があり、3日には準々決勝と準決勝の2試合が組まれるような日程となりました。川橋は準々決勝で、早稲田大学卒でプロ1年生の白石光をフルセットで破り、準決勝は韓国のシンとファイナル5-5で日没サスペンデットに。最終日はファイナルタイブレークでマッチポイントを握られながら逆転勝ちをおさめ、その勢いをそのまま決勝戦まで持続し見事に優勝しました。ケガの影響で今年3月から復帰した伊藤竜馬は、元世界ランキング60位の貫禄を見せ、失セットゼロで決勝まで来ましたが、川橋の高い打点のリターンに主導権を奪われ、復帰初戦を飾ることができませんでした。

【ダブルスは福田創楽・渡辺聖太が韓国ペアを破って優勝】
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ダブルスの日程も降雨のため変更があり、最終日に準決勝2試合と決勝と云うスケジュールになりました。優勝したのはケガから復帰の福田創楽と渡辺聖太のペア。1回戦で第2シードのオーストラリアペアを破り、準決勝では第3シードの白石光、田島尚輝のペアを破り、決勝では韓国のサンヒー・シン、ソンユン・ハンをストレイートで下し見事優勝でした。

【全仏から帰国したばかりの太郎チャンが竜馬の応援に会場に】
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軽井沢会テニスコートは会員制クラブなので普段は一般の方の入場はできませんが、ポルシェ軽井沢オープンの期間中は入場無料で観戦できます。そんな土曜日と日曜日にカルロス・アルカラスからセットを奪ったダニエル太郎チャンが伊藤竜馬の応援に駆けつけたもんだから、観客の皆さんも「ザワザワ」表彰式が終わってからは“太郎チャンとのフォトセッションの会”になってしまいました。全仏が終わった翌日には飛行機に乗り、東京からそのまま愛車で軽井沢まで来たとのこと。疲れも見せず笑顔で、サインと握手と撮影に協力してくれました。リゾートの国際大会ならではの微笑ましい光景でした。その太郎チャン、ほんの少しだけ休暇を取ってもうイギリスに渡り、ノッティンガムで戦い、その後はウィンブルドンと云うスケジュールだそうです。あちらでもがんばって勝ち上がってください。