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ライン描きは及第点に至らず… [Custom Made]

昨日のブログで、イグサからの実子箒作りをご紹介しましたが、今日は実際のライン描きでテニスコートに伺ってきました。午前8時半、コート集合です。

【クレーコートはこんな状況】
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もう何年も掘り返しや、にがり撒きなどをしていない状態らしく、クレーコートはくたびれきっていました。ラインテープの上の土もこびり付いていて、簡単にはいかないと判断。明日の実表団の試合があると聞いていたのですが、間に合わせるというのはちょっと困難な状況でした。よって付け焼き刃的な作業を開始。

【所々でラインが剥がれており、まずはここから】
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今回は応急措置と云う判断をし、ラインテープは剥がさずに、ラインの欠けているところを、ライン描きするという方向に変更し、この欠落部分に石灰水で、ほぼはけ塗りのようなやり方で対処することにしました。

【ロープを引っ張り、描いてみました】
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描く人の立ち位置は逆なんですがご容赦ください。とにかく土が干からびていて、石灰水が染み込みすぎて全く役に立たないことが最初のワンストロークで分かり、絵の具のように土に馴染ませる方法しか考えつきませんでした。

【何とか帳尻を合わせた結果】
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アウトとインの違いがわかる状態まで持って行きました。今日のところは時間の制限もあったので、損傷のひどい横のライン(サービスラインとベースライン)のみで終了。(お店の開店時間もあったので…)
抜本的な改革が必要ではないかと、ご担当者には伝えましたが、ボクのサポートの出来は?と言うと、及第点にははるかに至らなかったというのが本音です。どこかでリベンジです。

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