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スマッシュ・2014/1月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(12/21発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙はラファエル・ナダル。2013年は過去最高の自分のパフォーマンスが出せたシーズンだと何かで云っていましたが、南米の遅いコートから復活し、今年のシーズンをナンバーワンで終わることができたわけですから、そりゃ素晴らしい年だったでしょうね。もちろん本文中に「ナダル完全復活」という特集も組まれています。

右ページは今月から連載が始まった「プロの凄技・TAKAOの一手!〜ダブルスの戦法〜」です。第1回目の今号では「センターへサーブ、リターンをポーチ」という戦略で、前で構えるボレーヤーの位置取りの再確認です。1ページのワンポイントレッスンですので、引き出しの多い貴男クンだと2年くらいの連載になるかもしれません。まずは基本的なことからのスタートです。

【全日本特集ページ】
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男子は伊藤竜馬。女子は19才の穂積絵莉さんがそれぞれ初優勝を遂げた今年の全日本テニス選手権。女子のベスト4には全員が1990年代生まれというフレッシュな組合せになりました。女子選手たちは口々に10代で全日本を制した、森田あゆみ、奈良くるみ、土居美咲という現在トップ100位にいる先輩たちの名前を挙げ、あの人たちのように早く全日本を制して世界の100位以内を目指したいと云っていました。いやいや頼もしい限りです。

【ミロシュ・ラオニッチのインタビュー】
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楽天オープン期間中の単独会見でのインタビュー記事です。今年初めてトップ10入りをしたラオニッチ。これは単なる通過点で目指すのはナンバーワンになることだと名言しています。来年の1月31日から3日間、有明コロシアムで行われる「デビスカップ・ワールドグループ1回戦」の対戦相手はラオニッチを擁するカナダとの対戦。もちろん彼はやる気満々ですから、凄い対戦になると思いますが、ボクのプランでは、日本は錦織圭がシングルスで2勝(もちろん最終日の第1試合でラオニッチを倒す)、最終戦に添田豪が登場して勝利し、日本が世界8強入りするというシナリオです。

【学生王座決定戦のレポート】
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大学王者は男女とも早稲田が優勝。男子9連覇、女子8連覇という結果でした。特に男子は圧勝で、慶應義塾との決勝では失セットゼロ、9-0の完勝でした。
早稲田のナンバーワンプレーヤー田川翔太は今年の全日本テニス選手権で競技生活を終了させました。思えば大学2年の全日本で杉田祐一を破ってベスト4。昨年もベスト8。そして今年もベスト4進出と、この3年間本当に素晴らしいフォアハンドを堪能させていただきました。もうあの闘志あふれるプレーを見ることができないのは残念ですが、日本の学生テニス史に名前を残す素晴らしい選手がいたことを忘れることはないでしょう。

【岩見亮さんの連載最終回はドロップショットです】
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TTCでヘッドコーチを務める岩見亮さんの連載「やっていいミス、悪いミス」今回が連載の最終回となってしまいました。そしてその連載の最終回にふさわしい(テクニシャンの亮さんらしい)技術がドロップショットにしたのは憎いくらいの演出です。ここではボールの軌道が出ていないのでわかりにくいのですが(大きなお世話ですいません)、最近の朝練での収穫はネット手前から50センチくらいが最高点になるような気持ちでふんわり上げる「タッチショット」するのが効き目があることがわかりました。47年もテニスやってても試行錯誤は毎日です。亮さん「テクニックショット」の連載、また始めて下さいね。

今月号のスマッシュ。この他にも「GOLD RUSHでは守屋宏紀のバックハンドの練習法」「ダバディさんの連載はパワーテニスに勝つ方法」など、読み物ページも充実です。

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