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スマッシュ・2014/12月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(10/21発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙は、錦織圭。涙目のトロフィー写真です。優勝して、握手して、コートの上に大の字になり、号泣でチームスタッフのもとに駆け寄り、全員とハグしたシーンは忘れられません。
右側は巻末の国枝慎吾インタビューの扉ページです。国枝さんのラケットにはテーピングテープの上に「オレは最強だ」と自筆の文字で書いて貼られていて(ボクも写真を撮らせていただきましたが)、彼の闘争心を持ち続ける気持ちというのを感じました。昨日のアジアパラで見事に優勝しリオパラリンピックの出場権を獲得。パラリンピック3連覇に向けてさらにがんばって欲しいと思います。

【中とじの技術ページは「あなたも打てるスーパーショット」です】
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関口周一のコーチでもある白田さんの解説で、トリッキーなスーパーショットを分解写真で、試してみればできるようになる要点をアドバイスしています。
“股抜き”、“背面打ち”、“背面ボレー”、“ジャックナイフ”、“エアK”、“ドロップショット”、“ポール回し”、“ダンクスマッシュ”と8つのショットです。ここでは背面ボレーとジャックナイフのページを紹介しますが、この企画なかなか良いです。どれも難しいショットではありますが、簡単な順に並べていて、やはりダンクスマッシュ(モデルはフェデラーですが、最強はサンプラスでしょう)が最難関であることは間違いありません。股抜きはツーバウンド直前でなどというアドバイスが’、それぞれのショットで説明されていますので、ひとつずつマスターしてみましょう。きっとできます。

【注目の大坂なおみサンにインタビュー】
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5月のITFサーキットで帰国して以来(スタンフォードでストーサを破って話題になった)、約半年ぶりに日本でプレーした大坂さんにインタビューの記事が上がりました。フロリダのハロルド・ソロモン・アカデミーを拠点にトレーニングしている大坂さん。日本で生まれ、3才でアメリカに渡ったため日本度はまだまだのようですが、東京オリンピックの代表になれるようプレーも日本語も上手になりたいと答えております。

【年代で追った、錦織圭の'進化】
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2003年のジュニア時代、2007年のプロ転向時、2014年の現在と、3つの括りにわけ、フォアハンド、バックハンド、サービス、リターン、バックハンドスライス、を比較解説しています。いちばん上は03年のフォアハンド。フォロースルーの後がなんだかとってもカワイイ感じ。14年になると「こりゃ、返せません!」という弾丸ボールになっています。もうひとつカワイイのは、ボールを打ち時の顔に闘争心が感じられない「ポアポアさ」があります。

今号のスマッシュ、巻頭の技寿とモノは「鉄壁のディフェンスを手に入れろ!」。インタビュー記事はは「マイケル・チャン/錦織圭を語る」などや、500号記念のグッズプレゼント、11月から始まる全日本テニス選手権のプレビューなどもあります。

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