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懐かしい!Tee-Shirts!そして修造モデル。 [Tennis Collection]

昨日お買い物にいらっしゃったお客様のラケットバッグから出てきたのが、このT-シャツです。NOBUをオープンして33年が過ぎましたが、このTee-Shirtsは明らかに開店後1年以内にお作りしたアイテムで、つまり32年は着ていただいていることになる、それはそれは。ご愛用、本当にありがとうございますという年代物です。

【Hanesのfifty/fifty・Comb Tee-Shirtsです】
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いったい何回洗濯されたかと考えると、気が遠くなりそうですが、アンティークと解釈すればそれなりかと…。何しろ今はもう市場で流通していない、綿50%、ポリエステル50%の混紡生地に、大きめなベーシックロゴ。作った時はロイヤルブルーでした。

【このあと作った英文コピーの第1弾】
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NOBUオリジナルのT-シャツは、最初は上の写真のようなロゴタイプだけでしたが、もっとアメリカっぽいデザインを作ろうとなり、このようなメッセージタイプのデザインにシフトしていき、30年を過ぎた今も同じコンセプトで、モノ作りをしています。初期はNOBUのネームも付けず、「うちはヘインズにプリントしています」って感じでした。思考はシンプルで、いろいろな所からアメリカ製のボディを見つけてきて、加工を加え、オリジナルにしていました。今でもそうですが、そんなところが原点です。

【そしてこの方にも着ていただいていました】
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修造さんがプロに転向して最初の2年弱の間(1986-87年)、上から下まで、全部「NOBUのウエア」を着ていただいていました(もちろんノーギャラで商品提供のみです)。上のT-シャツデザインが修造さんのお好みで、これを着た写真もかなりあります。このボブ・ブレットとの時は、白のカーディガンに、裏起毛のテカテカパンツで登場してくれました。

修造さんは律儀な方で、海外の遠征先からよくお手紙をいただきました。「今日はパット・キャッシュと練習をしましたが、そのあとキャッシュにいいデザインだねと云われ、庭球シャツを取られちゃったので、今度日本に帰ったら、またお願いします」てな文面があったのをよく覚えています。それからちょっとして「修造モデル」を作ろうということになり、左右の袖色が違うポロシャツを作ったり、ショートパンツも同様にポケットの袋布を左右色違いにしたり(まだ股下が短かった頃です)、10代だった修造さん用にたくさんのデザインを作りました。もちろん修造さんには市販バージョンとは別に型紙を起こして作りました。もう30年弱も前のなつかしい話です。

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