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ランキングでは語れないテニスという競技 [TENNIS LINKS]

【3月2日付けのATPランキングが発表され、4位に浮上の錦織圭クン】
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http://www.atpworldtour.com/Rankings/Rankings-Home.aspx
先週のツアーはドバイでフェデラーがジョコビッチを破り優勝。ブエノスアイレスではナダルがモナコを、アカプルコではフェレールが錦織圭を下してそれぞれ優勝しました。もし圭クンが優勝して、ナダルが敗れれば、圭クンは4位を通り越して3位に浮上すると云う計算もありましたが、まあナダルも流石でした。圭クンも一歩づつということで…。

【で、日本選手もがんばっています】
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日本選手は京都チャレンジャーの結果が反映されて、添田豪と伊藤竜馬が同ポイントの85.86位に。西岡良仁もデルレイの結果で何と日本人ランキング4番目に浮上してきました。彼らのこれからが、かなり期待できるポジションにあるというのがよくわかります。

【で、今週のデビスカップの対戦相手であるカナダはと云うと】
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つまり圭クンで2勝して、ポシュピシルから豪クンが勝てば日本が3勝で勝ち!というストーリーを作ってみました。豪クンの自己最高は2012年7月の47位。今はその頃の状態に戻っていますので、62位の相手でも、期待に応えてくれると思います。※ポシュピシルの自己最高は25位ですが…。日本人選手の層の厚さがカナダと比較して、ややいい気分。

【ところがどっこい、スペインは】
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何と13人もの選手がトップ100位以内にいます。例えばリオオリンピックですが、各国から最多3人の選手しか出場できませんから、4番目で16位にいる Bautista Agut, Robertoは五輪には参加することができなくなっちゃう訳です。ものすごい層の厚さはこういう国にあるんでしょうね。スペイン恐るべしなんですが、デ杯ではワールドグループではなく(昨年のプレーオフに主力選手が出場せず)ヨーロッパゾーンで戦うことになっています。テニス界もランキングだけではない、色々なことがあるんでしょうね。

これはまだプランのようですが、来年以降のデ杯のスケジュールが見直されるかもしれません。1回戦は全豪オープンの翌週、2回戦がウインブルドンの翌週、準決勝およびプレーオフが全米の翌週、決勝は例年通りツアーファイナルの翌週と大きなイベントの次の週に組まれることになりそうです。グランドスラムの後にあるっていうのもトップ選手たちには負担になることになるかもしれません。良いパフォーマンスを見せてほしいのですが…。

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