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“SEIKO SUPER TENNIS”の大会公式レポート [Tennis Books]

【1981年と82年のテニスマガジンが発行した別冊の大会レポートです】
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友人からいただいた雑誌の第2弾は、1981年と82年の“SEIKO SUPER TENNIS”の大会公式レポートで、テニスマガジンが別冊として発売したものです。NOBUがオープンしたのが81年ですから、40年以上前の本になりますが、この2冊に関しては構成やデザインなどで古さを感じることなく(懐かしい選手ばかりですが…)、インドアの大会にもかかわらず写真もきれいで、本を作る上でのクオリティーの高さを感じます。

【81年大会の優勝は、新星のビンセント・バン・パッタンが優勝】
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いや〜彼の優勝は驚きでした。しかもプリンスのグラファイト・110を使ってでの勝利。赤いバンダナも衝撃的でした。バックハンドのボレーも両手打ちでしたから、こんなテニススタイルが世界で通用しちゃうんだね〜とテレビ観戦で思ったものでした。

【82年の優勝は、ジョン・マッケンロー。全試合でストレート勝ちの圧勝でした】
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SEIKO SUPER TENNISは現在で云うマスターズ・1000のような位置付け。選手からは“トーキョー・インドア”と呼ばれていた大会でした。シングルスのメインドローは32で、シード順は上からマッケンロー、ゲルレイティス、ヤニック・ノア、マクナマラ、ヨハン・クリーク、スティーブ・デントン、エドモンドソン、ブライアン・ティーチャーで、ティム・メイヨット、ジミー・アリアス、ガリクソン兄弟(ダブルスで優勝)、ブラット・ギルバートらの名前を見ることができます。当時のすごいメンバーが東京に集結していたことになりますね。国立代々木競技場も6日間、連日満席だったと報じています。

【プラクティスコートでの選手の雑感カット集】
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選手たちがどんなウエアで練習をして、どんなウエアに着替えて帰って行くのか?当時はNOBUを始めたばかりでしたから、こういうカットが凄く気になりました。試合でのウエアは別として、こういうシーンから、たくさん勉強させていただきました。

【POPEYEチックなページもあって楽しい雑誌作りだったことでしょう】
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もうみなさん“バリバリ・トラッド”なイデタチです。あの頃は特別にオシャレして会場に足を運んだものでした。やはり大会の別冊はこれで良いです。
こちらもいつでもご覧いただけるようにしています。友だちがいるかも。