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Ash Bartyさん、全豪オープン初優勝、おめでとう [YouTube Tennis]

【この2週間もロジカルなテニスで観戦を堪能しました】

ファーストセットを圧倒したあとのセカンドでは、コリンズの強打に「1-5」とされながらの大逆転、タイブレークでは圧勝でした。以前も書きましたが、高校生(ジュニア)の男子選手たちには是非参考にして欲しいプレースタイルです。今回バックハンドのスライスに一段とキレが増しているような気がしました。バーティーの優勝で地元オーストラリア勢の女子シングルス優勝者は、1978年のクリス・オニール以来44年ぶりとなりました。会場も大いに盛り上がりましたね。メデタシ、めでたし。おめでとう。

【1969年以降の全豪オープン・女子シングルスの決勝記録】
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先日は男子ダブルスの決勝記録をご紹介しましたが、今度は女子シングルスの決勝です。男子同様に1970年代はオーストラリアもテニス王国ぶりが見て分かります。マーガレット・コート、イボンヌ・グーラゴン、ケリー・メルビル、ウェンディ・ターンブルなどなど懐かしい選手が優勝、もしくは準優勝と云う成績を残しています。その後1980年代になるとクリス・エバート、バーバラ・ジョーダンなどのアメリカ勢とマルチナ・ナブラチロワ、ハナ・マンドリコワなどの欧州勢が台頭し始める訳です。オーストラリア・テニスファンにとってバーティーの44年ぶりの優勝で大いに盛り上がっていることでしょう。

【こちらはおまけの男子ダブルス決勝のハイライトです】

1997年の“ウッディーズ”トッド・ウッドブリッジ/マーク・ウッドフォード以来、25年ぶりの地元選手による男子ダブルス制覇となりました。キリオスとコキナキスは2013年のウィンブルドンジュニアでダブルスに優勝していたって意外なテニス・トリビアでした。