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日本代表監督のサプライズ人事を発表 [TENNIS LINKS]

【ビリー・ジーン・キング・カップの代表監督は杉山愛チャンが務めます】
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https://www.jta-tennis.or.jp/report/tabid/102/Default.aspx?itemid=1952&dispmid=457
いや〜、なかなかサプライズな代表監督の発表でした。日本テニス協会のサイトでは、愛チャンのコメントとして「私のころはフェド杯だったが、キャリアを振り返るとかけがえのない経験をさせてもらった。選手、スタッフと良いコミュニケーションを取って、素晴らしいチームジャパン、女子だけでなく男子とも力を合わせて、日本のテニス界を盛り上げていきたい。大きなチャレンジだが、そこにたくさんのエネルギーを注いでいきたい」とアナウンスしました。愛チャンは、1975年7月5日、横浜市生まれ(澤松和子さんがウィンブルドンの女子ダブルスで優勝を飾った日として有名)。ツアー通算シングルス6勝、ダブルス38勝。4大大会シングルスでは00年全豪、04年ウィンブルドンで8強入り。ダブルスは全豪を除き、4大大会3大会で優勝した。4大大会シングルス本戦連続出場62回は、当時のギネス記録。09年9月に引退。BJK杯シングルス出場30試合は、日本歴代最多タイ。自己最高位はシングルスが8位、ダブルスは1位に輝いた日本が誇る歴代最高のオールラウンド選手でした。監督として日本チームをファイナルラウンド進出を目指してがんばっていただければと思います。陰ながら応援させていただきます。

【そしてデビスカップ監督は添田豪チャンになりました】
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まだ現役の豪チャンですが、この秋の全日本選手権を最後に引退し、監督に専念するようです。協会からのコメントでは「トップで戦っている選手はデ杯で優勝する潜在能力がある。僕も優勝という大きな目標に向かって頑張りたい。これからプロになる若い選手については、長期プランを持って、トップで戦っているに選手に追いつき追い越せるようにしていきたい。一日一日頑張っていく」と発表されました。オンライン会見では「今年の全仏オープン、ウィンブルドンで予選に引っかからなかった。グランドスラム予選に入れなかったところで、現役を引退しようと考えていた」。その後、「デ杯監督への大きなチャレンジがモチベーションになった」そうです。豪チャンのデ杯シングルスでは、現役最多、日本歴代4番目の35試合に出場。シングルス24勝は、現役最多、同歴代3番目(鈴木貴男、福井烈の次)の多さでした。まだ37才。日本テニス協会もドラスティックな改革に向け、始動したのではないでしょうか。どちらも楽しみです。大いに応援していきましょう。