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兵庫国際ジュニアが2大会連続で開催されます [TENNIS LINKS]

【ITFのジュニアランキング対象大会が2週連続で行なわれています】
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http://hyogoitf.hyogo-tennis-as.com/?fbclid=IwAR0l0u8JiXx4XkJJyRbosp-Hl4QqaxncBQJIqLfXYtvwB6nRcHVrG3cJrA0
今年で17回目となる国際大会が今年も始まりました。1回目の開催に向けて国際テニス連盟に様々な書類を作成した担当者としては、17回目は何とも感慨深いものがあります。ジュニアの大会は大人と同様にグレードがあり、初回は“グレード5”と呼ばれるいちばん下のレベルから始まり、現在は“グレード4”とひとつ上がっています。グランドスラムのジュニアに出場するには世界ランキングのポイントの取得が前提で、この辺りのレベルがまさしく登竜門となります。こういう大会を夏休み期間中に、同じ場所で、2大会連続での開催は非常に有意義で、このコンセプトを基本に約20年前のプランニングに参加できたのは自分自身の肥やしにもなりました。過去には2005年に伊藤竜馬が2週連続優勝など、現在の日本のトッププレーヤーたち(盛田ファンド渡米組を除く)の殆どの選手が出場していて、勝っていますね。未来のトップランカーを発掘するには、観戦も面白いかもしれません。ちなみに第1回大会の女子シングルスの優勝者は森田あゆみさんでした。

【Facebookのページでは日々アップデートされています】
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https://www.facebook.com/hyogojritf/
第1週は8月29日から、第2週は9月4日から。会場は兵庫県三木市のビーンズドームです。観戦に制限はないので“金の卵”探しに観に行くのもよろしいかもしれません。

全米でトレイシー・オースチンの息子がフリッツを撃破 [YouTube Tennis]

【全米オープンの1回戦で元トップ女子選手の息子同志が対戦/2世対決でした】
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全米オープンの1回戦で大きな番狂わせがありました。予選のワイルドカードを得て予選を3回勝ち抜き、本戦入りを決めたのは、トレイシー・オースチンの息子である“ブランドン・ホルト”その1回戦の対戦相手は今大会11シードで、元トップ10プレーヤーのキャシー・メイの息子である“テイラー・フリッツ”ふたりは共に24才で、ロサンゼルス近郊の出身。ジュニアの頃から共に練習をしていた仲間だったようです。フリッツはジュニアが終わりプロに転向しますが、ホルトは地元の南カリフォルニア大学(スティーブ ジョンソンもOB)に進学し、卒業後プロに転向。2021年の最終ランキングはケガのため924位でしたが、8月1週のランキングで自己最高の312位にまで上げ、全米の予選の推薦枠をゲットしたのです。ジュニアを卒業して、今や12位のフリッツと思いもよらぬ再会となった本戦1回戦で、6-7.7-6.6-3.6-4で金星をあげたホルトにアッパレです。

【幼なじみ、2世対決のダイジェスト版/全米オープン1回戦】

ホルトは今年1月からITFフューチャズで3大会連続優勝(全部で18連勝)し、ランキングを500位に上げると、4月にも2大会連続優勝をし425番まで上げ、戦場をATPチャレンジャーにレベルアップ。そこでベスト16入りするなどして、現在は303位と自己最高位を上げてきました。そして初のグランドスラム。映像を見る限り、マッケンジー・マクドナルドに似た、アメリカ大学テニスの典型のようなプレースタイルです。

相川真侑花がITF大会で初優勝 [TENNIS IMAGE]

【知人のお嬢さん“相川真侑花”がエジプトの女子サーキットで優勝しました】
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相川さんは1998年生まれの24才。2010年の小学校6年生の時に“全国小学生大会”で優勝し、その後渡米しました。アメリカでトレーニングを重ね、ジュニアの最終年には全てのグランドスラム大会に出場し、全仏ジュニアのダブルスでベスト4に入る活躍をし、2017年にプロ転向後は日本国内で開催される“ITF女子サーキット”にも参戦するようになりました。コロナ禍まではアメリカ(フロリダ)のテニスキャンプでトレーニングしていましたが、現在は一時的に帰国してトーナメントを回っています。ランキング的にはこの1年で大きく飛躍し、2020年の最終ランキングは862位でしたが、今週発表のランクは650位まで上がってきました。小学生でアメリカに行き、日本国内でのジュニア大会などの出場がなかったため、あまり知られていませんが、この優勝で勢いがつくと面白い選手になります。

【帰国した際にNOBUにもお立ち寄りいただき、シャツをプレゼント】
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アメリカから送られてきた写真です。トレーニングのあとだそうです。

【帯同の石井秀樹コートと優勝後のツーショットも送られてきました】
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石井コーチから写真には以下のようなコメントが添えられていました。
ITF 15000 Cairo シングルス決勝でSandra Samir, Egypt (WTA 428位)を6-3、7-5で下し、ITF 15Kで初優勝しました。
(1週目ベスト4、2週目準優勝、3週目優勝) 残り2大会頑張らせます!
5週間連チャンの遠征もタフですが、調子のいい時にガンガン勝ってください。

スウェット素材のカジュアル・ハーフパンツです [NOBU ITEM]

【ちょっと秋口のテイストを持つ、スウェット素材のハーフパンツを作りました】
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8.4オンスとやや重めの裏パイルのスウェット生地ながら、ライトな履き心地のハーフパンツです。ウエストの内側にはスピンドル(紐)を施し、股下もやや短めで軽く履くことが出来ます。テニスが終わってシャワーのあとに絶妙なアイテムです。

品番:NP-07「スウェット・ハーフパンツ」 素材:コットン100%
価格:¥4.200-(税込み)
カラー:霜降りグレー、紺の2色
サイズ:男女兼用で M、L、XL、の3サイズ
サイズチャート(㎝でのサイズ表記です)
M:総丈/46、股下/18、L:総丈/48、股下/19、XL:総丈/50、股下/20
※両サイドにポケットが付いています(後ろポケットはありません)

【ワンポイントはクロスラケットにNOBU TENNISです】
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【オールマイティーのネイビー】
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【トップスとの色遊びが楽しい霜降りグレー】
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ご注文は support@tennisfactory.co.jp  or  お気軽にCall:03-3499-6160
もちろんご来店もお待ちしています:“NOBU STORE HOURS

NOBU 40th Anniversary Fair 開催中 “記念Tシャツをプレゼント!”

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詳しくは:https://nobu-catalog.blog.ss-blog.jp/

3年ぶりの国内での国際大会が札幌で始まります [TENNIS LINKS]

【明日から、2万5千ドルの男子国際大会が2週連続で開催されます】
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https://www.itftennis.com/en/tournament/m25-sapporo/jpn/2022/m-itf-jpn-01a-2022/
日本国内での国際大会は2019年11月の神戸チャレンジャーを最後に全く行なわれていませんでしたが、ようやく国際テニス連盟からのお墨付きを得て、明日から札幌で行なわれることになりました。思えば2020年の3月、亜細亜大学の1万5千ドル大会が中止となり、そこから全ての国際大会が中止となりました。本当に世界への道を閉ざされた2年半でしたが、ようやく平常時と同じ開催になりそうです。また、ATPチャレンジャー大会も10月末から、慶應義塾大学、愛媛県松山市、兵庫ノア、三重県四日市と4週連続で開催される予定と聞き、何だかちょっとうれしい気分です。(あとは感染者の減少を望むだけですね)

【札幌大会の出場予定選手が発表されました】
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本戦は32ドローのうち、ダイレクトの18人までが発表されました。イスラエルの選手がひとりいますが、それ以外は全て日本人選手です。1シードから野口莉央、今井慎太郎、川上倫平、望月勇希、伊藤竜馬などが参戦です。残念ながら学生はリーグ戦(日程が丸かぶり)があるため見つけることができませんでした。また予選のサイズは32枠ですが、21選手のエントリーがあるだけなので前日会場でサインをすれば(I-PIN番号を持っていなければダメですが)予選に出場できるかも知れません。トライしてみてはいかがでしょう。
日本語の大会サイトはこちら:https://uchiyamacup.com/

3年ぶりに大学リーグ戦が再開されます [TENNIS LINKS]

【3年ぶりに1部から7部までの全てのセクションで開催されることが決まりました】
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https://akioyamata.r-cms.jp/gametennis_list/
男子は7部、女子は5部がトーナメントで、それ以外は各6校による関東学生テニスリーグ戦が8月28日から開始されます。コロナ禍にあった2020年と21年は、大学王座決定戦があったため男女1部校のみのリーグ戦が行なわれましたが、今年はようやく学連に登録している全ての大学にチャンスが回ってきました。4年生にとっては2度目、3年生は初めてのリーグ戦です。大学生の大会は関東学生やインカレなどの個人戦が多いのですが、リーグ戦は1年に1度だけの団体戦。下部校は何としてでも上のリーグへの格上げを念頭に団結する、大学テニス部に在籍する学生にとって、最大の目標とする戦いです。

【組み合わせはこちら/クリックすると画像が大きくなります】
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以前1部リーグは有明テニスの森の1番から16番までを使用して行なっていましたが、まだ有明が元の状態に戻っていないので、今年は各大学のコートを使って行なわれます。2部以下の学校は従来通り“ホーム&アウェー”で行なわれます。あくまでも私的予想ですが、1部は早稲田、慶應義塾に法政がどう戦うか?、2部は筑波、日大に駒沢がどう絡めるか?、3部は立教、日体大が昇格に向けて良いメンバーが揃っているかもしれません。実はリーグ順位確定後の入替戦が非常に興味深く、9月18日に行なわれる全ての部の入替戦まで、結果に眼が離せません。出る人も出ない人も学校一丸となって思う存分戦ってください。

古い大会プログラムをいただきました [Tennis Books]

【1971.72.73年のデビスカップオーストラリア戦のプログラムです】
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3戦共に会場は、今はなき“田園コロシアム”での開催です。71年、豪州はジョン・クーパーとコリン・ディブリーが単に、ロバート・ギルティナンとロス・ケースが複に出場、日本は柳恵誌郎がクーパーにファイナルで勝ち、坂井利郎がディブリーに4thで勝利し、初日を2勝で折り返し。2日目のダブルスは河盛純造・小浦猛志が1-3で惜敗。最終日に柳がファイナル6-8で敗れ、2勝2敗に。ポイントのかかった最終マッチで酒井がクーパーをストレートで破り、日本が50年ぶりに豪州に勝利と云う歴史的快挙を収めました。72年は前年の敗戦を挽回する豪州はマルコム・アンダーソンを中心にチームを作り、4-1(坂井・神和住純のダブルスで勝ち星)で勝利、続く73年はジョン・ニューカムを東洋ゾーンにも関わらず呼び寄せ、4-1(坂井がフルセットの末ニューカムを破る快挙)で日本を下しました。ふと思ったのですが、3年連続での日本での開催?この頃はまだ“ホーム&アウェイ”と言う開催ではなかったのかもしれません。当時国際大会と云えばデビスカップくらいで、田園コロシアムは常に満席でしたし、NHKが普通に放映していましたし、抽選会は首相官邸という一大イベントでした。もちろん観戦に行きました。50年前の懐かしい話です。

【1971年の全日本選手権と74年の全日本室内オープン、75年の全日本室内】
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71年の全日本は、まさしく新旧交代があった大会だったかもしれません。ベスト8は九鬼潤、手塚雄士、坂井利郎、石黒修、河盛純造、渡辺康二、神和住純、柳恵誌郎と若手とベテランが入り交じった素晴らしいメンバーです。結果は決勝で神和住が坂井を4thで破り、初優勝を飾りました。ちなみに全日本選手権は1993年まで5セットマッチでした。そして全日本室内、この年の優勝は坂井利郎ですが、何と坂井さん1972年から77年まで6連覇(早稲田大学在籍中も2度優勝しているので、通算8勝という偉業)しています。

【1976年の全日本学生と、全日本学生室内のプログラム】
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これらの大会プログラムは早稲田大学で当時学連を務めていた波多野さんから頂戴しました。プログラムの中にはドローがあり、勝者の名前が書かれていてなかなかリアルな回顧本となっています。1976年のインカレは高校時代に3年間無敗でセットすら与えなかった“福井烈”が筑波大学に入学した年。第1シードは坂本真一。決勝は西尾茂之が福井を4thで破り優勝。この頃はリーグ戦も5セットマッチでしたから、私を含め当時の大学生は5セットを普通に戦っていました。今はもうグランドスラムしか残っていませんが…

全米オープンの予選が始まりました [TENNIS IMAGE]

【予選は23日から、本戦は29日からのスケジュールです】
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今年最後のグランドスラム「全米オープン」日本勢は男子が西岡良仁とダニエル太郎、女子は大坂なおみが本戦からの出場。予選入りしたのは、内田海智、土居美咲、内島萌夏、本玉真唯、内藤祐希、日比野菜緒の6人。3年ぶりの出場となる内田は予選の1回戦でイスラエルのデュディ・セラと対戦します。全米オープンの予選は男女とも128ドローで、3回勝ち上がった各16名が本戦への出場権を得ることができます。ひとりでも多くの日本人選手の活躍は本戦で見られるように!みんな、がんばってください。

【今年から“Fan Week”が戻ってきて、本戦前のイベントも盛況のようです】
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予選期間中は入場無料で、予選の観戦、トップ選手の練習見学など“Fan Week”と呼ばれ、様々なイベントも組まれています。有名なのは“アーサー・アッシュ/キッズデイ”というフェスティバルでプレイアンドステイを楽しんだり、ライブ演奏を鑑賞したりできます。ニューヨークに日常が戻ってきた証かもしれません。日本に居ても今年最後のグランドスラムを楽しみましょう。内田海智、がんばって本戦に上がれ!

今日から全日本ジュニアが始まります [TENNIS LINKS]

【12.14.16.18才以下の単複・日本ジュニアの最高峰大会がスタートです】
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https://www.jta-tennis.or.jp/tabid/895/Default.aspx
公益財団法人日本テニス協会(JTA)が主催する「全日本ジュニアテニス選手権2022」は大阪・靱テニスセンター、江坂テニスセンターを会場として、今日から~30日まで開催されます。カテゴリーは12才以下、14才以下、16才以下、18才以下の4つに分かれ、男女シングルスは各64ドロー(全て3セットマッチ)、ダブルス各32ドローで争われます。

【ライブスコアで試合の流れをチェックすることも】
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https://tennisweb.jp/livescore/34/result
以前は“テニスオンライン”のYouTubeチャンネルで、靭のセンターコートと1番コートをライブ配信していましたが、今年はライブスコアが設置されました。気になる選手の試合を逐次確認することが出来ますのでとっても便利。大きな大会で行なわれていること(中継やスコア速報など)が、大学生、高校生、そしてジュニアの大会にまで実施されてきて、本当に便利な世の中になりました。時々仕事にならない時もありますが、ありがたいことです。

スマッシュ・2022/10月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(8/21日発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙は、スペインの若手のカルロス・アルカラスです。今年の1月から7月までに11大会に出場し、優勝が4回、準優勝が2回と驚異的な強さを発揮し、ツアーファイナルに向けてのランキングレースではナダル、シチパスに次いで3位に付けています。
右画像は“テニスギア相談所”から“なぜグリップを天然レザーに巻き替える人がいるの?”の講義です。現在ではほとんどのラケットが“シンセティックグリップ”が初期設定されていますが、個人的には左利きということもあって、新しいラケットには角が出やすい革製を逆巻き(左巻き)に巻いて、片手打ちなので全体の6割くらいにオーバーグリップを巻いて使用しています。素なら3/8がフィットしますが、この巻き方だと1/4がちょうど良いです。

【巻頭の技術モノは“バックハンドで(コートに収まる/安定する)回転をかけよう”です】
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技術モノはバックハンドで、ありがたいことに両手と片手の解説がほぼ同じボリュームで構成されています、両手打ちは寺地貴弘さん(武器は何と云っても強力なバックハンド)、片手は小山慶大さん(柳川[→]早稲田[→]プロ[→]ジュニアコーチできれいなフォームでシングルバックハンドを打つ)とお手本をおふたり集めていただきました。各ショットごとにワンポイントでのアドバイス、これかなり参考になります。要チェックです。

【神の子、カルロス・アルカラスを徹底分析します】
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まだ19才のアルカラスですが、5月のマドリッドで優勝したあと全仏ではズベレフに敗れてベスト8、ウィンブルドンではシナーに敗れてベスト16、その後クレーコートを選び、ハンブルグではムセッティーに敗れて準優勝、その後北米のハードコートシーズンに入り、モントリオールでは緒戦敗退、シンシナチではベスト16という戦績で全米オープンを迎えることになりました。ジュニアの頃から鍛えられた肉体とメンタルに衰えるところはありませんので、そろそろハードコートで良い結果が残せることを祈ります。

【プロの上達法は筑波大学からプロに転向した川橋勇太クン】
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ショット向上に秘密練習を公開するこの企画。今回、川橋クンは“低くて深いハーフボレー(ポイントは面はほぼ垂直にキープ、手でスイングせず、足と身体で打ちたい方向に進んでいく)”と“フォアハンドのクロスカウンター(ポイントはテイクバックはベースラインと並行の意識、ボールの外側に面を入れて厚くヒットする)”を紹介してくれました。なかなか難しいふたつショットですが、分かりやすく解説しています。

NOBUのオリジナル傘、25年前に作っていました [Tennis Collection]

【こんな傘を作ったりしていました】
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NOBUではテニスに関係のない生活雑貨なども結構作っていました。革製のお財布や、住所録、手帳、マグカップ、ビアグラス等々です。そしてこちらが親骨が55センチのツートンアンブレラ。こちらは緑×赤ですが、紺×赤、赤×紺と緑の4色で店頭に並べました。

【持ち手はこだわって、木製にしました】
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製造の工程で、赤、緑、紺の生地をそれぞれ1反手配し、1辺だけを色違いにすると生地のロスがなく、同じ本数だけでき上がる算数の仕方で制作しました。お店では傘立ての中に入れてディスプレイをし、お客さまからは「なんでテニスSHOPに嵩があるの?」などと冷やかされたことを覚えています。作る側からすると、NOBUのカラーバリエーション(赤、紺、緑)※1998年以降は製造しなくなりました。で、こんな傘を作るのも楽しそうという発想だけで、生活の中のテニスマインドがあればそれで良いかなという気持ちでした。最近はあまり作っていませんが、そろそろ小物も色々作っていこうかと検討中です。

1994年組のひとり、尾崎里紗が引退を表明 [TENNIS LINKS]

【月刊スマッシュのサイトで、尾崎里紗の引退報道がありました】
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https://thedigestweb.com/tennis/detail/id=59315
スマッシュのサイトでは、自己最高ランク70位を記録した尾﨑里紗が、マネジメント会社を通して、今シーズンを最後に引退することを発表しました。本人からのコメントは「応援して下さっている皆様。私、尾﨑里紗は今シーズンをもちまして現役を引退することを決意いたしました。小さい頃からの目標であったトップ100位、そしてグランドスラムに出場できました。これまでのテニス人生の中で苦労したことも数え切れないほどありましたが、それ以上に大きな喜びもたくさんあり、テニスを通してしてきた経験は私にとって人生の財産です。ここ数年は怪我やコロナ禍の影響もあって今後の自分の人生について考える時間が増えました。プロとして見た景色はとても素晴らしいものでしたが、テニス選手以外の人生も歩んでみたいと思うようになり引退を決断した次第です。幸せなテニス人生を過ごし、今まで続けてこられたのは、支えてくださったスポンサー様、家族、そしていつも応援してくださっていたファンの皆様のおかげです。心から感謝を申し上げます。今後出場する大会は未定ですが、残り少ない現役生活を全力で過ごしていきたいと思っていますので、暖かく見守って頂けたら嬉しいです。尾﨑里紗」とのことです。

尾崎さんは8歳からテニスを始め、全国小学生大会で優勝(この試合を観戦していましたが、ファーストダウンから見事な逆転勝利で素晴らしい試合内容でした)全日本ジュニアの16才以下、18才以下の単複で優勝し、17歳でプロに転向しました、花の94年組として、同学年には日比野菜緒、加藤未唯、穂積絵莉、二宮真琴、澤柳璃子、加治遥らジュニア時代から将来を嘱望された多くの選手たちがひしめいていた世代です。尾﨑さんのハイライトは、2017年のマイアミオープンで予選を突破して4回戦に進出。キャリアハイ70位を記録。その後、全てのグランドスラムで本戦に出場し、全米オープンでは勝利を挙げています。何と云っても威力のあるフォアハンドを武器にオールラウンドなプレースタイルでした。今後の活動については明確ではないようですが、自身の経験を活かして後進の指導にあたってもいいのかなと思います。まあ先ずはゆっくりと休んでください。お疲れさまでした。

日本代表監督のサプライズ人事を発表 [TENNIS LINKS]

【ビリー・ジーン・キング・カップの代表監督は杉山愛チャンが務めます】
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https://www.jta-tennis.or.jp/report/tabid/102/Default.aspx?itemid=1952&dispmid=457
いや〜、なかなかサプライズな代表監督の発表でした。日本テニス協会のサイトでは、愛チャンのコメントとして「私のころはフェド杯だったが、キャリアを振り返るとかけがえのない経験をさせてもらった。選手、スタッフと良いコミュニケーションを取って、素晴らしいチームジャパン、女子だけでなく男子とも力を合わせて、日本のテニス界を盛り上げていきたい。大きなチャレンジだが、そこにたくさんのエネルギーを注いでいきたい」とアナウンスしました。愛チャンは、1975年7月5日、横浜市生まれ(澤松和子さんがウィンブルドンの女子ダブルスで優勝を飾った日として有名)。ツアー通算シングルス6勝、ダブルス38勝。4大大会シングルスでは00年全豪、04年ウィンブルドンで8強入り。ダブルスは全豪を除き、4大大会3大会で優勝した。4大大会シングルス本戦連続出場62回は、当時のギネス記録。09年9月に引退。BJK杯シングルス出場30試合は、日本歴代最多タイ。自己最高位はシングルスが8位、ダブルスは1位に輝いた日本が誇る歴代最高のオールラウンド選手でした。監督として日本チームをファイナルラウンド進出を目指してがんばっていただければと思います。陰ながら応援させていただきます。

【そしてデビスカップ監督は添田豪チャンになりました】
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まだ現役の豪チャンですが、この秋の全日本選手権を最後に引退し、監督に専念するようです。協会からのコメントでは「トップで戦っている選手はデ杯で優勝する潜在能力がある。僕も優勝という大きな目標に向かって頑張りたい。これからプロになる若い選手については、長期プランを持って、トップで戦っているに選手に追いつき追い越せるようにしていきたい。一日一日頑張っていく」と発表されました。オンライン会見では「今年の全仏オープン、ウィンブルドンで予選に引っかからなかった。グランドスラム予選に入れなかったところで、現役を引退しようと考えていた」。その後、「デ杯監督への大きなチャレンジがモチベーションになった」そうです。豪チャンのデ杯シングルスでは、現役最多、日本歴代4番目の35試合に出場。シングルス24勝は、現役最多、同歴代3番目(鈴木貴男、福井烈の次)の多さでした。まだ37才。日本テニス協会もドラスティックな改革に向け、始動したのではないでしょうか。どちらも楽しみです。大いに応援していきましょう。

神宮テニスクラブのリストバンド [Custom Made]

【明治神宮外苑テニスクラブのオリジナルリストバンドをお作りしました】
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神宮テニスクラブのオリジナルは今年に入って、メンズポロシャツを2種類、レディスポロシャツ、メンズハーフパンツなどをお作りしましたが、夏場の最終グッズはこのリストバンドです。長さを10センチとやや長めのモノを工場に制作を依頼、それと同時にワッペン工場に35ミリの正方形で3段に文字を入れたデザインで作ってもらい、両方が出来上がったところでワッペンの縫い付け工場に送り、ようやく出来上がってきたのがこちらです。

【ワッペンの制作ではこのようなパンチカードを作って、一気に仕上げます】
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白の織地に、紺糸で文字と罫線を刺繍します。このワッペンをきれいに見せるため細い糸を使って“2554針”のストロークでミシンを動かし、仕上がったワッペンの4辺を熱処理し、その後16カ所で糸切りをして1枚のワッペンになるというのが製造工程です。たかだか1個のリストバンドですが、このワッペンを作り、縫い付けと3つの工程を経てようやく1つの製品になるわけです。製造業はなかなか奥が深いことご理解いただけたでしょうか?

インターハイの次は“全国中学生大会”です [TENNIS LINKS]

【明日から、高崎の清水善造コートで開催されます】
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https://tennismagazine.jp/article/detail/21673
第49回となる“全国中学生テニス選手権大会”は明日から、群馬県高崎市にできた“清水善造メモリアルテニスコート”で団体が8月18、19日に、個人戦のシングルスとダブルスは20、21日の日程で開催されます。男子団体の第1シードは東京の日大三中、2シードは神奈川の橘学苑、女子の第1シードは広島の山陽女学園、2シードは男子と同様の神奈川の橘学苑というドローが発表されました。また男子シングルスでは、第1シードが東京の調布中学の櫻井くん、第2シードは同じく東京の多摩市落合中学の川口くん、女子シングルスの第1シードは群馬の前橋市立木瀬中学の山本さん、第2シードは東京の富士見丘中学山上さんという組み合わせが決まりました。次世代の日本を担う逸材の登場があるのか?残暑の中での戦いに注目しましょう。試合の結果はテニスマガジン・オンラインのサイトで逐次アップデートされます。乞うご期待です。