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Numberが創刊1.000号と云うことで懐かしいテニス特集を [Tennis Books]

【NOBUにてストックしているNumberのテニス特集の表紙をアップします】
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なんと創刊3冊目でマッケンローを表紙にテニス特集が組まれています。
11号目では1980年ですが、こんな斬新なボルグとシミオネスクのツーショット。
スポーツ・グラフィック「ナンバー」が創刊1000号を発表しました。この号では野球のイチローさんが表紙を飾り、ああやっぱり日本人の最高アスリートは彼なんだなあと再認識です。1980年からアメリカのスポーツイラストレイテッド社との提携で文藝春秋社が発売したのですが、当時、雑誌のポパイなどでテニス特集が組まれていたこともあり、テニスにブームがあったのは事実でしたから、ナンバーでも度々テニス特集が組まれたんだと思います。とりあえずは1980年代の12冊の表紙をご紹介します。

【エバートとロイド・そして悪童キャラのマッケンロー】
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ジミー・コナーズと婚約もしていたクリス・エバートが英国選手のジョン・ロイドと結婚したのは当時意外なニュースでした。そのふたりのチュー写真を表紙にしちゃうのですから、ナンバーもやるなあと感心したものです。マッケンローは「ワル・絶頂期」です。

【ベッチナ・バンジとマッツ・ビランデルが表紙を飾る】
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ドイツ選手のバンジはスタイル抜群で、アディダスのウエアをボーイッシュに着込み、ボレーのタッチが良いオールラウンドプレーヤーでした。スウェーデンのビランデルは粘り強いグランドストローカーで全仏オープンの優勝を機に脚光を浴びましたが、どちらかと云うと地味なイメージ。よくぞ表紙に起用したものです。

【こんな扱いでもよかったのか?“皇太子の恋”で1冊】
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皇太子だった時だからこそ許されたのではないかと云う特集ですね。昭和32年のことを20数年経た1984年に組んだ特集です。もちろんコメントは陛下のご学友だった織田和雄さん。微に入り細にわたっておふたりのご交際から、御成婚までのストーリーをテニスを中心に扱ってナンバーが出版するという快挙です。

【ナブラチロワのウィンブルドンとビヨン・ボルグ】
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1984年の全仏オープンで優勝して生涯グランドスラムを達成したナブラチロワで1冊の特集を組んでいます。出生の秘密からアメリカへの亡命、同性愛、そして巨万の富を得たバイオニック・ウーマンを徹底解剖して彼女の人となりを分析しています。

【ボルグの引退に緊急増刊が発売】
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ビヨン・ボルグの引退で増刊号を作っちゃうって、すごい時代でした。たとえフェデラーが引退してもやらないんじゃないかと思うくらい、テニスがブームだったと云うか、ボルグの引退はある意味電撃的でした。燃え尽きちゃったんでしょうね。もちろん増刊号ですから、
「1冊まるごと、全部ボルグ」です。引退時は26才でした。
そしてウィンブルドンの100回大会を記念した特集号もVol.150で作られました。こちらもまるまるテニスで1号。女子大生テニスサークル大図鑑なんて雑誌っぽいページもあり。

これらの懐かしいナンバーのバックナンバーは店内の書棚に入っていますので、いつでも閲覧いただけます。お時間のある時に冷やかしに来てください。

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