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デビスカップの大会フォーマットの変更が発表されました [TENNIS LINKS]

【1900年に始まったデビスカップが120周年を迎えます】
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最初はアメリカとイギリスの対抗戦だったデビスカップ。1904年以降は参加国も増え、前年優勝国と予選大会の優勝国が対戦する方式となりました。このフォーマットは2018年までずっと続いてきましたが、一昨年から大幅な変更がなされ、1つの会場で18カ国が集まり優勝を決める対戦方式になりました。昨年の大会はコロナ禍の影響で中止となり、今年は11月に開催されるようです。今まで通りの方が盛り上がったような気がしますが、選手の皆さんにとってはこの方が負担が少ないとこは事実です。

【幾つかの反省点を活かして今後もフォーマットの見直しがありそうです】
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国際テニス連盟の発表によると、今年のデビスカップ・ファイナルの大会期間を11月25日から12月5日までの11日間に伸ばして、スペインのマドリッドの他ヨーロッパの2都市を加えた3都市での開催を検討しているとしています。さらに、2022年のファイナルの参加チームを今年の18チームから16チームに絞り込むとのこと。このため、ファイナル出場権を争う2022年ファイナル予選はこれまでより2対戦少ない12対戦に削減されることになります。日本は来年のファイナル予選出場権を争うワールドグループ1部のステータスで、3月にアウェーでパキスタンと対戦(天然芝のアウトドア)することが決まっています。今年の予選の1部は14対戦あるため、1部での勝者の中でデビスカップ国別ランキング下位の4チームは、11月にもういちど2チームに絞り込むための対戦が組まれ、結果として12チームが来年のファイナル予選に進むことになるというややこしいフォーマットになります。
有明を真っ赤にして盛り上げようキャンペーンも昔話になりそうですね。