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Citi Openで圭サンはMcDonaldに敗れベスト4 [YouTube Tennis]

【ツアー再開後のATP 500・Citi Openの準決勝2試合のダイジェスト版です】

東京五輪テニス競技終了後のツアー初戦は北米シリーズの「シティ・オープン」はワシントンDC(ATP500)が行なわれ、五輪後すぐに復帰した準決勝に錦織圭はマッケンジー・マクドナルドに4-6.6-3.5-7で敗れ、19年1月のブリスベン以来、2年半ぶりとなるツアー決勝への進出を逃しました。もう片方の準決勝では、シナーと同世代の20歳、ジェンソン・ブルックスビーと対戦は格上のシナーが、7-6.6-1で下し決勝へ進出。この準決勝2試合のダイジェスト版です。若いブルックスビー。要チェックの新人です。

【死闘となった決勝は20歳のシナーがフルセットで勝利】

決勝では第5シードのヤニック・シナー(24位)が、マッケンジー・マクドナルド(107位)を7-5.4-6.7-57のフルセットで下しツアー3勝目。シナーは2009年にツアー大会が各カテゴリー(数字表記)に分かれて以来、ATP500の最年少優勝者になりました。準優勝のマッケンジーはケガでランキングを落としていましたが自己最高は57位。この大会では、ニック・キリオス、ブノア・ペール、デニス・コルダ、圭サンとなかなか癖のある選手と倒しての決勝進出。準優勝のポイントが300点加わり、今週発表のランキングで64番にまで戻してきました。アメリカの大学出身者(UCLA)らしいオーソドックスなプレースタイルで、特にネットへはきちんとアプローチショットを打って前に出るタイプ(残念ながらよく抜かれるのですが…)試合の組み立て方などは非常に参考になる選手です。特に準決勝を戦った圭サンとは「身長178センチ、体重73キロ」と同じような体型での戦いでしたが、最後はスタミナの差だったでしょうか?これからも良いバトルを繰り返して楽しませてください。

またこの大会のダブルス決勝では第4シードのマクラクラン勉(新聞の結果発表では東京五輪の男子複、混合複共に5位と云う結果)がレイベン・クラーセンとのペアで、スカップスキー(イギリス)/ビーナス(ニュージーランド)をストレートで下し、昨年10月のATP-250・ケルンに続き、ペアでの2勝目を挙げました。めでたしめでたし。