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Wood Racketの製造工程 [YouTube Tennis]

【古今東西のテニス史研究家の“岡田邦子さん”が紹介してくれたラケットの製造工程】

この動画の紹介文には「オーストラリア国立フィルム&サウンドアーカイブに足を踏み入れて、オーストラリアの映画館から目に見えない宝物を発見し、私たちの地元の才能が大画面のスペクタクルを再定義し、独自の条件で成功を収めた方法を見つけてください」と書かれています。オーストラリアの古い歴史の中にある、ひとつのコンテンツとしてテニスが取り上げられ、当時世界最強国だったオーストラリアならではの「ウッドラケットの製造過程」が収録され、公開されたのでしょう、こんな動画を岡田邦子さんが見つけて紹介してくださいました。なかなかの発見に感謝です。

【NOBU所蔵のウッドラケットがこちら】
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白い方は「SPALDING社製のPANCHO GONZALES(往年の名選手のオートグラフモデル/オーストラリア製)」で、茶色の方は「SLAGENGER社製の名器である、CHALLENGE(こちらもオーストラリア製)」です。ここにあるラケットは1960年代の後半の製造だと思いますが、動画はオーストラリアがテニスの全盛期だった1950年代頃のもの(名伯楽である、ハリー・ホップマンさんが監督をしていた頃)だと思われます。スマッシュを打っているのは、ケン・マクレガー選手で、1951年と52年にダブルス選手としてデビスカップ優勝(当時はチャレンジ制度で、トーナメントを勝ち上がった国が前年度の優勝国に対戦する権利を勝ち取る方式でした)に貢献しました。懐かしい話です。