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コートのある風景/大阪のど真ん中にある赤土コート [TENNIS IMAGE]

【Japan Openで訪れた靭公園内にあるきれいな4面のアンツーカーコート】
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大阪・梅田駅から地下鉄御堂筋線で本町駅下車が靭テニスセンターへのルート。以前は大阪国際テニスクラブという名称でセンターコートのほか12面のアンツーカーコートがありましたが、現在の靭テニスセンターが出来上がったことで、アンツーカーは縮小され4面の大阪市営のパブリックコートになりました。オフィス街の中のオアシスでもあります。

【赤土のコートはきれいに整備されています】
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手作りのようなベンチのサンシェードがなかなかユニークです。

【古いクラブだった時からある石造りの観客席です】
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今年初めて開催されたジャパンオープン女子の車いすテニスの部では上地結衣さんが優勝。最終日の最終マッチで全米オープン準優勝の実績通り、地元のファンを魅了しました。

デ杯・イスラエル戦は2勝3敗で惜敗 [TENNIS IMAGE]

【テルアビブでは完全にアウェーな状態での戦いだったようです】
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16日と17日にイスラエルのテルアビブで行われたデビスカップ・ワールドグループ1部、日本対イスラエル戦は初日に行われたシングルスでまずは1勝1敗のタイに。
○島袋 将 6-4, 7-6(5) ●イシャイ・オリエル
●望月慎太郎 6-1, 6-7(5), 2-6 ○ダニエル・クキエルマン
2日目の第1試合のダブルスではストレートで勝利し王手をかけますが…
○マクラクラン勉/上杉海斗 6-2, 7-6(2) ●クキエルマン/エダン・レシェム
残りのシングルス2試合を落として日本の敗戦が決まりました。
●島袋将 6-2, 1-6, 6-7(4) ○ダニエル・クキエルマン
●望月慎太郎 6-2, 5-7, 0-6 ○イシャイ・オリエル

【日本チームのメンバーとスタッフに皆さん】
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最後の2シングルスマッチで、島袋はファイナルセット第12ゲームの相手サーブで1度マッチポイントを握ったものの、このポイントを奪えず、タイブレークの末に敗れた。また望月は第2セット5−5からの第11ゲームのサービスゲームを4度のデュースの末に落とした。続く相手サーブではブレークポイントがあったが、このチャンスを生かせず、残念な結果になってしまいました。この結果来年のファイナルズ予選への出場権を獲得することができませんでした。次戦は来年2月のワールドグループⅠプレーオフで出直しです。

デビスカップは決勝に進む8か国が出揃いました [TENNIS IMAGE]

【16か国からファイナル8に進む予選ラウンドが終了しました】
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https://www.daviscup.com/en/home.aspx
男子の国別対抗戦「デビスカップ・ファイナルズ」グループステージは、イタリア・ボローニャ、イギリス・マンチェスター、スペイン・バレンシア、クロアチア・スプリトで9月12日から開催され、4つのグループのラウンドロビンから、決勝トーナメント進出の8チームが決定しました。フランス、アメリカ、スペインの敗退は予想外でした。

【各ブロックの勝敗表は以下の通りとなりました】
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グループAからはカナダとイタリアが、グループBからはイギリスとオーストラリアが、グループCからはチェコとセルビアが、グループDからはオランダとフィンランドがそれぞれ勝ち上がり、11月21日からスペイン・マラガで開催される決勝トーナメントに進出します。

ジャパンオープン女子で大会運営のお手伝い [TENNIS IMAGE]

【先週の土日は大阪の靭テニスセンタートーナメント運営のお手伝いをしてきました】
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ジャパンオープン女子の部は9月9日から、大阪の靭テニスセンターでシングルスの予選が始まりました。本戦は11日からでシングルスの決勝戦は17日に行われます。今年の大会から車いすの部も行われることになり、地元の上地結衣チャンも出場予定です。今週の大阪の天気予報はおおむね晴れ。インドアがありませんので心配はありますが…。

【1995年に作られたセンターコートも約30年を迎えますが元気です】
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大会情報は:https://japanopentennis.com/wta/

【サブセンターコートもきれいに装飾されました】
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【有明のお祭り広場のようなスペースはコートを2面養生して大型ビジョンも】
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【入口のエントランスには何故かパディントンが迎えてくれます】
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予選の土日は入場無料ということもあり多くのお客様がお越しになりました。また今年で引退する土居美咲(本戦のワイルドカードで出場)さんの大阪での最終マッチとなるので、ぜひご観戦ください。チケットは前日までに購入すれば前売りの金額になりますので。

West Side Tennis Clubのクラブハウスの様子 [TENNIS IMAGE]

【ニューヨークにある名門・ウエストサイドテニスクラブの内側を探る】
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https://thewestsidetennisclub.com/
アメリカで最古のテニスクラブが「West Side Tennis Club」フォレストヒルズという地名に位置し、過去には全米オープンが開催されていたプライベートクラブです。今回「Tennis collectors of America」というサイトがクラブハウスの中に入り、多くの写真をアップしてくれました。テニスショップ作りにも非常に参考になるディスプレーがあったので、その中から数点をご紹介します。なんと設立は1923年です。

【古いウッドラケットのコレクション】
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【ショーケースの中には古いボールやコレクションたち】
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【こちらのケースにはテニス雑誌の表紙などきれいにディスプレイされています】
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【West Side Tennis Clubのオリジナルラケットも作っていたようです】
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なんとも歴史と伝統を感じるクラブハウス。お店作りの参考にさせていただきます。

コートのある風景/こんなところでテニスがしたい [TENNIS IMAGE]

【雄大なガルド湖(イタリア)を見下ろすトレモジネ・スル・ガルダのテニスコート】
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【カリフォルニア・ボレゴスプリングスの美しすぎるテニスコート】
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【イタリア・コモ湖のグランドホテル・トレメッツォのコート】
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【カリフォルニア・パームスプリングスのラキンタ・リゾートのセンターコート】
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【スイス・ミューレンの町から、周囲のアルプスの素晴らしい景色を眺める】
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【モルディブ, オルハハリ島のジュメイラホテルのビーチサイドコート】
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いつかラケットを背負って、こんなリゾートでテニス三昧の旅を送るのが夢です。
いつか待っていろ!

全米オープンではベスト8が出揃いました [TENNIS IMAGE]

【今年のベスト8の組み合わせはご覧のようになりました】
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ズべレフは久しぶりのベスト8進出。4回戦ではヤニック・シナ―をフルセットで破り、準々決勝進出を決めました。メドべデフとルブレフは同胞対決です。

【ベン・シェルトンの快進撃が続いています】
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20歳のシェルトンはアメリカ人選手として2002年のアンディー・ロディックに並ぶ最年少ベスト8入りの記録に並びました。数字好きなアメリカ人らしい取り上げ方です。

【テイラー・フリッツは親子でベスト8の珍しい記録です】
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フリッツのお母さんは旧姓キャシー・メイ。彼女は1978年の全米オープンで1回、1977年と1978年の全仏オープンで2回、合計3回グランドスラム準々決勝に進出しました。またキャリアでは7回のWTAシングルスタイトルを獲得しているトップ10プレーヤーです。

【過去から現在まで、全米オープンでベスト8に残った回数を比較しています】
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イワン・レンドルが最多の17回。ボクは調べたところジミー・コナーズも17回なのですがなぜか掲出されていません。全米オープンで5回優勝しているコナーズは、全米オープンで過去に採用された3種類のコートサーフェス全てで優勝した、唯一のプレーヤーで(天然芝:1974、グリーンサンド:1976、ハード:1978・82年・83)素晴らしい記録を残しているんですけどね…。何か数字のあやがあるのかもしれません。

ITF兵庫国際ジュニア第1週を観戦してきました [TENNIS IMAGE]

【兵庫県三木市のビーンズドームで開催されている、ITF兵庫国際ジュニアを観戦】
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毎月第1日曜日に行われる神戸チャレンジャーのミーティングに出席していますが、今週はITF兵庫国際ジュニアが開催されていて、ミーティング終了後に観戦してきました。この大会は同じ会場で2週連続で行われるもので、この日は第1週の最終日。男女単複の決勝戦が行われ、男子シングルス決勝は第2シードの木村一翔(関西高校)が第7シードの駒田瑛人(ラボキッズジュニア)を6-4 6-2で下して優勝。ダブルス決勝は駒田/武井真樹(A&F)が第1シードの逸﨑獅王(トップランAIOI)/木村を7-6(5) 6-4で倒して優勝。
また女子シングルス決勝は第2シードの沢代榎音(H.Y.S)が第4シードの小坂莉來(LYNX TA 奈良)を6-2 6-2で下して優勝。ダブルス決勝はノーシードの有馬璃音(あじさいMTCアカデミー)/齊藤心海(SYSテニスクラブ)が第4シードの市岡梓奈(グリーンテニスプラザ)/大井川鈴奈(ブレスパティオテニスクラブ)を7-6(3) 4-6 [10-6]で倒して優勝しました。この画像は女子ダブルスです。

【ジュニアの国際大会もレベルを数字で表示するようになりました】
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以前国際テニス連盟公認の国際大会は「グレードA」からグレード1、2、3、4、5と6段階ありましたが、今はグランドスラム、GA、500,300,200,100,60,30などのカテゴリーが存在し、それぞれの格付けにより勝利して得るポイントが変わってきます。ここ三木市は60の大会ですから、大人の2万5千ドルの大会と一緒で、いわば登竜門のような位置付けになります。男子シングルスで準優勝した駒田くん(テニスラボの駒田政史(元全日本選手権ダブルスチャンピオン)コーチの息子さん)は18歳以下が出場できる中、なんと中学3年生での決勝進出。大会主催者もこういう結果を望んでいたことでしょう。

ジャックソックが引退し、プロピックルボール選手に [TENNIS IMAGE]

【なんとも驚きの報道がありました/全米でテニスは引退です】
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ジャック・ソックは、1992年アメリカ・ネブラスカ州リンカーン生まれの30才。8才からテニスを始め、ジュニア時代は2010年全米オープンジュニアで優勝しています。主な戦績は2011年全米・混合ダブルス、2014年ウィンブルドン・ダブルス、2018年ウィンブルドン・ダブルス、2018年全米・ダブルスの優勝。リオデジャネイロ五輪混合ダブルス金メダリスト、ダブルス銅メダリスト。これまでにATPツアーでシングルス4勝、ダブルス17勝を挙げています。自己最高ランキングはシングルス8位(2017年ツアーファイナル出場)、ダブルス2位。身長191cmから繰り出す強烈なサーブと、マシンガンのようなフォアハンドが武器で、ユーモアある振る舞いもあり、多くのファンを魅了してきました。

【全米オープン後に引退し、プロピックルボール協会(PPA)でのキャリアを追求】
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PPAのウェブサイトによると、ツアーには「全米で25の大会」があり、カリフォルニア州サンクレメンテで開催される「PPAファイナル」では世界のトップ8のシングルスプレーヤーとダブルスチームのみが出場できる大会があるようで、まるでテニスと同じシステムです。ジャック・ソックがもしこのファイナルに出場できればある意味での快挙ですね。

ジョン・イズナーが全米オープンを最後に引退 [TENNIS IMAGE]

【元ATPランキング8位のイズナーが引退を発表しました】
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ビッグサーバーとして知られるイズナー。本名はジョン・ロバート・イスナー。1985年4月生まれの38才。アメリカ・ノースカロライナ州グリーンズボロの出身。ATPランキング自己最高位はシングルス8位、ダブルス14位。これまでにATPツアーでシングルス16勝、ダブルス8勝を挙げています。身長208センチ。9才でテニスを始め、11才からフロリダ・サドルブルックにあるホップマンキャンプでトレーニングを重ね、ジョージア大学に進学し、2007年のNCAA選手権でシングルス準優勝、ダブルス優勝を成し遂げた後、プロに転向しました。グランドスラムでは2018年のウィンブルドンでベスト4に進出。試合態度もジェントルで好きな選手のひとりでした。この全米が最後になるそうです。

【イズナーと云えば伝説的なこの試合を覚えている方も多いはず】
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2010年のウインブルドン1回戦、イズナー対ニコラス・マウとの闘い。3日間に及び11時間5分の死闘はファイナルセット70-68。この試合があったことでウィンブルドンではファイナルセットのロングゲーム制をなくし、タイブレークになりました。主審を務めたのはATPでも有名なモハメド・ラーヤニさん。「試合を通して、選手から一度の抗議も受けなかったことが『1番の誇り』だ」と語ったのが印象的でした。

【4度の優勝がある国際テニス殿堂のコートで家族写真】
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4人の子供に恵まれ、優しいパパなイズナー。それにしても足が長いしデカい。
16年のプロ生活。お疲れさまでした。

土居美咲さんが引退を発表しました [TENNIS IMAGE]

【本人のFacebookで引退を発表。記者会見は24日に行うそうです】
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※写真はご本人がFacebookにアップしたものです。
土居さんは1991年、千葉県大網白里町生まれの32才。3才でテニスを始め17才でプロに転向。同学年に昨年引退した奈良くるみさんがいたため、国内の主要ジュニア大会はほとんどが準優勝という戦績でしたが、ツアーではルクセンブルグで優勝などがあり、自己最高WTAランキングは2016年の30位。ダブルスでも77位(2021年)という結果を残しての引退となりました。15年に及ぶ現役生活、本当にお疲れさまでした。

【こちらの本人のFacebookから/ルクセンブルクの優勝時?】
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以下ご本人のコメントを引用します

皆様に大切なご報告があります。
私土居美咲は9月に大阪で行われる木下グループジャパンオープン、そして東京で行われる東レパンパシフィックオープンを最後に現役引退する事を決意致しました。
実は去年から腰の状態があまり良くなく、ここ最近は痛みのない状態でプレーする事が困難になってきています。現状高いレベルでの継続したプレーが難しく、この様な決断に至りました。
6歳からテニスを始め、17歳でプロ転向。
浮き沈みもあった選手人生でしたが、テニスを通して様々な事を経験させて頂きました。
改めて振り返ると、幸せなテニス人生だったなぁと。
スポンサー様や家族、友人、今まで関わってくださったコーチやトレーナーの皆さん、選手仲間、そして今まで応援してくださったファンの方々のお陰でここまで現役を続ける事ができました。
本当に感謝しています。
今は最後の大会に向けて最大限の準備ができる様に日々頑張っております。
最後のプレーを観に来て頂けると嬉しいです。
8月24日(木)に記者会見を予定しているので、そこで詳しくお話できればと思っております。
土居美咲

本当にお疲れさまでした。これからは後進の指導をバンバンとお願いします。

Japan Open女子の初回リストが発表されました [TENNIS IMAGE]

【こちらが本戦のアクセプタンスリストです】
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4年ぶりの開催となるジャパンオープンの女子。今年は大阪の靭テニスセンターで行われます。ステータスは「WTA250」で本戦は32ドロー。21人がダイレクトで入れ、予選からは6人が、ワイルドカードは4人で、予備枠が一つ設けられています。大会は全米オープンが終わった翌日からの9月11日からで、リストのトップは42位。カットラインが113位という顔ぶれで、日本人選手では日比野菜緒が唯一食い込みました。毎回カットラインが100位前後ですから、変わらないレベルの大会になりそうです。

【予選の選手たちのリストはこちら】
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予選のドローは24枠。2回勝ちで本戦に進むことができます。ワイルドカードが4人に与えられるので、この中の上位20名が予選にトライすることができます。日本テニス協会の主催大会なので、本戦のワイルドカードはビリー・ジーン・キングカップに出場した本玉唯、内島萌香、坂詰姫野、そしてベテランの土居美咲の4選手が妥当なところでしょうか?予選はというと「うーん、見当がつきません」多くの選手にチャンスがあると思うので皆さんがんばってほしいですね。関西にお住まいの方是非ご観戦ください。

US Openのチャンピオンを振り返る [TENNIS IMAGE]

【1992年の優勝はステファン・エドバーグ】
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TENNIS PRO LEGACYのサイトが全米特集を始めました。勿論2000年よりも以前のエポックを提供しているサイトなので懐かしい話題ばかり。今回は過去の優勝者を振り返ります。
サーブアンドボレーの名手として活躍したエドバーグが1992年のチャンピオン。ヨハン・スベンソン、リカルト・クライチェック、イワン・レンドル、マイケル・チャンを破り、決勝でピート・サンプラスを下し優勝しました。準決勝のチャンとの戦いはフルセット。今でも語り続けられる、どちらに転んでもおかしくない名勝負は本当に興奮しました。

【1990年の優勝はピート・サンプラス】
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この年のサンプラスは強かったです。4回戦でトーマス・ムスターを、準々決勝でレンドルをフルセットで、準決勝でマッケンローを、決勝ではアガシを破っての優勝でした。

【1987年の優勝はイワン・レンドル】
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1987年のレンドルの優勝は失セット「1」という完勝。ヤリッド、マッケンロー、コナーズ、マッツ・ヴィランデルを相手に隙を見せず、見事な優勝でした。

【1983年の優勝はジミー・コナーズ】
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毎年全米オープン期間中に誕生日を迎えるコナーズ。この年はドロー運にも恵まれ、準々決勝はエリオット・テルシャー、準決勝はビル・スカンロン、決勝ではレンドルを下しての優勝で、期間中失セット「2」の完勝でした。ラケットは「Wilson T-2000」

【1992年の優勝はジョン・マッケンロー】
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マッケンローは2回戦でトム・ガリクソンを、3回戦でパット・デュプレを、4回戦でケビン・カレンを、準々決勝ではクリッシュンナン(息子)を退け、準決勝ではビタス・ゲルレイティスをフルセットで下し、決勝ではビヨン・ボルグを4セットで仕留め、ナンバーワンプレーヤーの地位を確立しました。ラケットは「Dunlop Maxply」懐かしい。

全日本ジュニアが始まりました [TENNIS IMAGE]

【台風の影響で1日遅れで今年の全日本ジュニアが始まりました】
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https://www.jta-tennis.or.jp/tabid/895/Default.aspx
会場は改装された有明での開催で、第1週は12歳以下と18歳以下の単複が行われ、第2週に14歳以下と16歳以下が行われます。なんとトーナメントディレクターは昨年引退した奈良くるみさんで2週間に渡り大会を取り仕切ります。

【台風一過の有明の様子です】
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全日本ジュニアの場合、出場選手が所属する学校ではなくジュニアの所属するスクール名などでエントリーしていることもあり、リストやドローを見ても分かりにくいこともあるのですが、インターハイの結果などを振り返りながら追いかけるのも楽しみのひとつでもあります。従来は大阪の靭テニスセンターというのが全日本ジュニアの定番会場でしたが、今年は有明での開催。東京はとっても暑いですが、子供たちのファイトを観戦するのもいかがでしょう。お時間のある方、暑さ対策をして足をお運びください。

今年の全米オープングッズはこちら [TENNIS IMAGE]

【全米オープンの記念グッズが今年も盛大に発表されています】
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https://usopenshop.org/
ニューヨークの地下鉄の路線図をあしらったデザインです。

【出場が予想される選手の国旗が地球と共にレイアウトされています】
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【夜景は月かと思いましたが、テニスボールです】
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【1968年から男女シングルスの歴代優勝者の名前が表記されているタオルです】
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【平和のためにテニスをしよう/サイドにはATP、WTAと四大大会のロゴが入っています】
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どれもマニアックで欲しいデザインばかりですが、為替の関係で例年に比べて1.5倍くらいに感じます。日本からサイトにアクセスすると、価格は日本円で表示され、T-シャツやキャップは¥5.000-以上。それに送料が加わりますのでチョット手が出ない感じです。

ミロシュ・ラオニッチ復活なるか? [TENNIS IMAGE]

【トロントのマスターズにラオニッチがワイルドカードで出場し3回戦に進出】
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ミロシュ・ラオニッチは1990年モンテネグロ出身の32才。カナダ人として初めてのグランドスラム男子シングルス決勝進出(2016年のウィンブルドン)自己最高ランキングは3位(2016年11月)で、独特のグリップからのサービスで覚えている方の多い(毎年ジャパンオープンに来日していただきました)選手ですが、2016年には手首の故障で、2017年には背中や足のケガのため、2018年にはヒザの故障などがありプレーすることができず、昨年にはランキングを消滅させてしまいました。しかし今年2年ぶりにツアーに復帰すると、オランダとウィンブルドンで1回戦を突破し、今週は地元のカナダ(トロント)でワイルドカードによる出場で、1回戦でティアホを、2回戦でダニエル太郎を退け3回戦に進出(次はマッケンジー・マクドナルド)しました。ラオニッチはツアー通算8勝を挙げ、ツアーファイナルにも進出した経験のある「ナイスガイ」彼の復活を待っているファンも多いことと思います。まだ32才なのでトップに戻ってくることに期待したいですね。

ちなみの今週のトロントでは、プロテクトランキングを使って出場しているガエル・モンフィスが、1回戦でユーバンクスを、2回戦でシチパスを破って3回戦に進出。そろそろ引退かという説も飛び出す中、こちらも目が離せません。

日比野菜緒ちゃん、単複での優勝おめでとう [TENNIS IMAGE]

【プラハオープン/WTA250で日比野菜緒が単複で優勝しました】
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https://www.facebook.com/minlabotennis
日比野菜緒のツアー初勝利は2015年のタシケントオープン。そして2勝目は単複2冠を制した2019年の花キューピット・ジャパンオープン。そして今回チェコで行われたプラハオープンで見事に3勝目を挙げ、ランキングも2桁に返り咲く84位に戻しました。

【コーチを務める竹内映二さんもうれしそうです】
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菜緒ちゃんはこの後アメリカに渡り、全米オープンまでの前哨戦を転戦する予定。そして全米後は9月に大阪の靭テニスセンターで開催されるジャパンオープンに出場する予定です。自己最高ランキングは2016年の56位ですから、まずはそこまで戻し、更なる上に行くことに期待しています。プレーはトップと何ら遜色はないので…。ガンバレ。

ビーンズドームでキッズテニス [TENNIS IMAGE]

【ちびっ子たちが楽しんでテニスをしていました】
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神戸チャレンジャーの定例会議のため、土曜日の閉店後に羽田から空路で神戸入り。日曜日の朝からチャレンジャーの会場となるビーンズドームでの会議に出席してきました。お昼休憩の時に撮影したのがこれらの写真です。初めてラケットを握る子供、レッドボールでシングルスをしている子供など、幅広い層のちびっ子たちが4面のコートで楽しんでいました。熱中症対策で15分に1回は水分補給。コーチたちも同様にこまめに休憩を取っていました。

【お好み焼きソースのおたふくがスポンサーをしているようです】
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こういう普及活動も大変でしょうが、地道なボランティアの皆さんに感謝です。

アメリカでピックルボールがいかに盛り上がっているか [TENNIS IMAGE]

【こちらは明らかにピックルボール用に新設されたコートです】
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以前このブログで紹介した、アメリカ発祥のピックルボール。YouTubeなどでかなりの量のコンテンツがアップされていて、プロの大会なども開催されています。そこで仮設ではなくどのくらいのコートがあるのか?検索してみると出るわ出るわ。ほんの一部ですが、そのきれいなコートレイアウトと周りの環境などを紹介します。

【コートとコートの間の仕切りがきちんと埋め込まれています】
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【日本でいう日比谷公園のようなところでしょうか】
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【大きな公園の周回道路をピックルボールコートにしちゃった?】
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【リゾートのテニスコートが変わったのかもしれません/照明がそう語っています】
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【セントラルパークの中でしょうか?紅葉とうまくマッチしています】
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【名門テニスクラブがテニスコートからピックルコートに模様替えしてしまいました】
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ピックルボールはボールが飛ばないのでエースになることがほとんどなく、またテニスほどの運動量を必要としないため、老若男女を問わず楽しむことができ、アメリカ国内ではかなり普及しているようです。いつか日本にもその波が来るのでしょうか?

ウィンブルドンで台風の目になったのはユーバンクス [TENNIS IMAGE]

【シカゴ生まれのクリストファー・ユーバンクス、27才です】
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ユーバンクスは1996年5月、シカゴで生まれました。2才でテニス始め13才までは父親に習っていたそうですが、13才の時にアトランタに転居。たまたま近所にドナルド・ヤング(錦織圭世代のジュニアチャンピオン)が住んでいて、彼の両親が営むテニスクラブで一緒にトレーニングするようになったそうです。高校ではジョージア州のチャンピオンとなり、ジョージア工科大学に進学。在学中に全米学生選手権でベスト8に入り、3年生を終了した時点でプロに転向しました。尊敬する選手はアーサー・アッシュ。身長は2mです。

【初めてのウィンブルドンでベスト8に入ったアメリカ人では4人目だそうです】
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ジョージア・テックに入学後、学生テニスでも頭角を現し地元のアトランタオープンでは1年生からワイルドカードが与えられました。本格的に開花したのはプロに転向した3年目の2020年からで、全米オープンのダブルスでマッケンジー・マクドナルドとペアを組んでベスト8入りしました。2022年の全米ではシングルスでも予選を勝ち上がり1回戦で勝利しました。ランキングは昨年の7月で159位でしたが、今年は全豪の予選で2回戦敗退でしたが、3月のマイアミで予選を勝ち上がると、クドラ、チョリッチ、マナリノらを破ってベスト8に進出、6月のマヨルカ(ATP250)でベン・シェルトンらを破りツアー初優勝を飾り、ランキングを77位から43位にまで押し上げました。

【そして今年のウィンブルドンで一躍シンデレラボーイとなりました】
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ユーバンクスは満を持して臨んだウィンブルドンでは2回戦でノリ―を、4回戦ではシチパスをフルセットで破りベスト8入りを果たしました。準々決勝はメドべデフにファイナルセットまでもつれる激戦となりましたが惜しくも力尽きました。しかしウィンブルドン1大会でのウィナー数で過去最多の「321本」を記録。1992年にアンドレ・アガシが記録した「317本」を31年ぶりに塗り替えたました。この年アガシは優勝したので試合数はユーバンクスよりも2試合多いことを比較しても、素晴らしい記録といえるでしょう。そしてランキングも31位に急上昇。初のチャレンジャー優勝が2018年で、チャレンジャーでは103勝73敗(そのうちハードコートでは98勝69敗)という最多記録を持っていますが、遅咲きの27才がツアーの常連になる日がやっとやってきました。来年のウィンブルドンまでにどれだけランキングを上げるのか?楽しみな選手です。