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スマッシュ・2021/6月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(4/21発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙は、錦織圭サン。今週開催のバルセロナでは1回戦でペラを、2回戦でガリンをそれぞれフルセットで下しましたが、3回戦のナダルとの対戦はファイナルセットまでもつれましたが惜しくも敗戦。次の予定は分かりませんが1週スキップして、マドリッド、ローマの500大会でしょうか?徐々にテニスが戻って来ているようなので、全仏まではもう1大会くらいプレーするかもしれませんね。
右画像は43才になっても現役を続ける、松井俊秀クンの“プロの上達法・前編”です。今号ではサーブアンドボレー(サービスからネットダッシュ、ファーストボレーまでの流れ)がテーマです。トシの特徴はボレーの際にヒジがきちんと延びているところ。インパクトからグリップエンドを押し出すようにパンチを入れ、ステップインするので、ワンバウンドしてからの球にキレがあります。非常に参考になる一連の動作です。

【今号は春のサービス祭り/1冊まるごとサービス特集号です】
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1番目のサービス特集は“サービス徹底攻略”で、以下の3つのパートにわけて解説
1)問題点を一発矯正/サービスの悪いクセはこうして直せ!
2)速いサーブで爽快な気分に/スピードアップがかなう方法/10
3)自分に合ったサービスを見つけよう/タイプ別サービス講座

【果たして自分はどんなタイプなのかを考えてイメージを作るか?】
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タイプ別とは、力がない人、力がある人、グリップが厚い人、身体が硬い人、野球経験のある人、背が低い人とに分類して、それぞれに合った打ち方を教えてくれます。例えば身体が硬い人には「ヒザを曲げるだけで十分、回転自在のトップスライス」てな感じで、モデルはワウリンカ。ああそう云うことねと納得できる解説です。

【次代のエースに学べ!世界最先端のサービス】
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辻野隆三サンの解説でシチパス、ズベレフ、シナー、シャポバロフ、アリアシム、ルブレフの6選手の連続写真で学習しようの特集ページです。講義の内容は「マネしよう」と「プロならでは」の2つの注目点を挙げ、例えばシャポバロフからマネするのは「ヒジを伸ばしてトスを上げることで常に一定の位置でボールを捕らえることができる」などなど、6人6様の個性をうまく見抜いているのは辻野サンらしい観点で、さすが解説者とうなる表現ばかりです。しかしみなさん“プロネーション”が凄すぎです。