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レイトン・ヒューイットがテニス殿堂入りです [TENNIS IMAGE]

【ヒューイットが2021年度の国際テニス殿堂入り決定です】
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レイトン・グリン・ヒューイット(Lleyton Glynn Hewitt,)は、 1981年オーストラリア・アデレード生まれの40才。元アスリートの両親の間に生まれ、自宅の芝生コートでテニスに親しんだのが始まりとのことです。98年に16才でプロに転向、ニューボール・プリーズのATP Tourキャンペーン世代の選手で最も早く台頭し、2001年11月に史上最年少の20歳8ヶ月で世界ランキング1位となり、01年と02年の2年連続で、年間最終ランキング1位の座につき、ランキング1位の在位期間80週で歴代10位です。ATPツアーでシングルス30勝、ダブルス3勝。グランドスラム優勝2回)ツアー・ファイナル優勝2回、デビスカップ豪州代表として最多勝を挙げている、オーストラリアテニスのアイドルとも云うべき存在です。

【TENNIS TVが編集した、ツアーでのべストショット集です】

01年の全米と、02年のウィンブルドンとグランドスラムでは2大会で優勝していますが、放映権の問題で探すことができませんでした。よってATPツアーでのべストショット集がこちら。3ポイント目のインディアンウェルズでのフェデラーとの長いラリーは伝説の1ポイントとして後世にまで語られることでしょう。

ヒューイットが大事なポイントを決めた時に叫ぶ「COME ON!」は、彼が最初に叫んだフレーズで、その後多くの選手が真似をするなどの影響を及ぼしたのは有名な話です。 小さい時にオーストラリアン・フットボールで鍛え上げた強靭な足腰を活かし、どんな球にも喰らいつくコートカバーリングはお見事で、粘り強さ、メンタルの強さでもアッパレでした。またリターンがうまく、パスやロブも上手い、バランスの良さ息の長い選手生活を送ったと思います。この他の殿堂入りでは、賞金額の多大な男女格差に抗議し、1973年のWTA Tour創設につながる独自のツアーを始めたことで「オリジナル・ナイン」と呼ばれるビリー・ジーン・キングさんら9人とコーチとしてUSPTRを束ねた、故デニス・バンダーミーヤさんも選ばれました。2021年度の殿堂入りの皆さん、おめでとうございました。