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スマッシュ・2021/7月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(5/21発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙は、ラファエル・ナダル。なんだかあまり調子が良いのか悪いのか分からないのですが、ではズベレフに敗れたものの、ローマでは見事に優勝。故郷のマヨルカにある、ナダル・アカデミーではインドアコートの増設工事に立ち会う姿などがSNS上に上がったりしていて、元気なご様子。ローランギャロスでの活躍を見越してでの表紙の抜擢かと思いますが、そろそろいつまで現役を続けるのかを検討段階には行って来たのかも。
右画像は先月号に続いて「プロの上達法」に松井俊秀クンの登場です。こちらは永遠に現役続行中。今回のポイントは、攻めのバックハンドリターンとブロック系のバックハンドの2種類を紹介してくれます。下段の腰を落とした姿勢はバランスも良くボールを抑え込んでいます。今回の分解写真で多くのプレーヤーが学ぶことが多いのではないでしょうか。

【ストロークでよくあるアドバイスの落とし穴】
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上達に繋がらないかもしれないアドバイスをもう一度見直す技術モノページです。打点は高く取れ?脇を締めて打て?スピンは面を伏せる?身体を開くな?などのアドバイスが本当は間違っているのではないかと再検証する特集です。脇を開けた方が力の入る打点で打てることなど「よくあるアドバイス」はどうなんだ?と問題提起しています。

【技術モノ特集・第2弾は回り込みフォアハンド】
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ロジャーが良いのか?ラファが良いのか?回り込みフォアハンドのお手本。今週の朝連でも右利きの方の回り込みフォアハンドの逆クロスで、何本もエースを獲られた左利きとしては、ダメージの大きいショットです。この特集でも「実は簡単で、効果は絶大!使わないと損をする」と大きなリードで引き寄せられます。もちろん大きな武器となるショットですが、フットワークで足が絡まないように練習してください。

【沼尻啓介クン解説の、サービスフォーム機能分析】
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これはチョットマニアックな技術モノです。動きのメリット・デメリットを知ると題して、グリップの薄いと厚いによる違い、クローズドやスクエアなどのスタンスによる違い、テイクバックのタイミングや大きさによる違い、トスアップ時のボールのあげ方による違い、トロフィーポジション時の足の寄せ方による違いと大きく5つの項目でのお勉強会です。仰るとおりテニスと云う競技では自分から打てるのは唯一サービスだけ。なのになんでダブっちゃう?色々なことを考えながら打っているのかも。一度リセットして機能を分析してみませんか?目からウロコがあるかもしれません。お試しあれ!