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Bow Brandの話 [TENNIS IMAGE]

【松山英樹のマスターズ優勝で脚光を浴びたキャディーさん】
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https://store.barstoolsports.com/products/bow-to-the-course-tee
チョット古い話題ですが、松山英樹がマスターズ優勝を成し遂げたあと、キャディーさんがコースに向かって深くお辞儀をしたことが美談となりました。チャッカリしているアメリカのメーカーが早速この「お辞儀シャツ」を売り出しましたが、タイトルが“BOW TO THE COURSE TEE”直訳するとコースに向かってお辞儀をする。マスターズのシンボルカラーである深いグリーンにイラストがきれいです。実はボクの古くからの友人で倉本昌宏さんのキャディーをしていた人がいて、優勝者のキャディーは18番ホールのピンフラッグを持ち帰る権利があると聞いたことがありました。彼はその慣例に従って、フラッグをいただき、感謝の気持ちを持って深くお辞儀をしたんだろうなと、あの行為に深い感銘を受けました。

【BOW TO THE COURSE TEEと云う言葉で、Bow Brandを思い出しました】
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https://tennic.co.jp/products/list?category_id=13
「Bow Brand」はイギリスの弦のメーカーで、100年以上の歴史を持つブランドです。主にハーブの弦を製造し、その技術を活かしてテニスのナチュラルストリングも作っていました。今はスコットランドで納得の行く牛腸の確保ができないために生産が中断されていますが、テニックさんではグリップテープなどの販売を継続されているようです。「Bow」と云ったら「弓」と言う和訳しか思いつきませんでしたが、「お辞儀、船首」などの意味もあると知り、マスターズ優勝から、テニスの「Bow Brand」に無理矢理引っ掛けました。お後がよろしいようで…。