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スマッシュ・2020/10月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(8/21発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙は錦織圭サン。昨年の全米を最後に実戦のなかった中で懸命にリハビリをして、さあ全米から復帰と見守っていた矢先に陽性が出てしまい、金曜日の再検査でも同じ症状だったようで、あきらめなければならない現状のようです。
右画像は「3人でできる練習方法」の扉ページです。いわゆる「2vs1」ってヤツで、今号では10種類の練習方法を紹介しています。仮に1を10分間するとして、3人で30分ですから、この10種類を全てすると、5時間の猛練習。涼しくなったらトライしてください。

【巻頭の技術モノは“ストロークの基本を確認”をクイズ形式にしています】
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17才9ヶ月の最年少で全日本選手権に優勝した谷澤英彦さんの解説で、ストロークのお勉強です。出題は全部で16項目ですが、答えは全て◎。つまり質問ではなく、このシチュエーションの場合はこう対応しなさい的なページの作り方な訳です。
●片手バックはラケットを立てて左手で引く
●インパクト後は身体の横向きを保つ
●バックにボールが来たら左足を先に動かす などのアドバイスです。

【小さな力で最大のパワーを生む“Xライン打法”の紹介です】
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ちょっとマニアックな打法の紹介です。「そもそも腰は回しにくいものなので股関節を折り込んで回す」「股関節の折り込みを右から左に移すと骨盤が勝手にターンする」「右股関節に乗る時、右ひざが外側や内側にズレないように注意」「肩のラインと骨盤の傾きを入れ替えて加速」など、ストロークや、サーブなどで分解写真を使って解説しています。最後はトレーニング方法も5パターンほど掲載されていますので、まずはこのトレーニングをマスターしてから“Xライン打法”にトライしてみた方が良いかもしれません。

【テニスボールが黄色いのはどうしてか?】
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毎号連載の「テニスギア・何でも相談所」も66回目になりました。まずは各球技での使用球の色を仕分け。次にテニスボールの歴史を説明しています。要するにテレビが白黒からカラーになると白いボールが見にくいという声が高まり、1986年に最後の砦だったウィンブルドンまで使用球の色を黄色にしたと云う変遷があったということです。最後はなぜ黄色になったかの分析で、白には「クレー汚れ説」があり、「赤などの膨張色と青などの収縮色説」となり、屈折率説で黄色がちょうど良いと選ばれた経緯が説明されています。1970年代が現役時代だったボクはずっと白いボールで、なかなかニューボールが買えなかった中学生の頃は、土のコートしかなかった時代なので、練習が終わってから洗剤で洗っていました。今思うと懐かしい話です。あの頃がいちばんハングリーにテニスをしていたかも…。

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