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ブライアンズが今度は本当に引退です [TENNIS LINKS]

【全米オープンを前に正式に引退を表明したおふたりです】
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https://www.atptour.com/en/news/bryan-brothers-retirement-tribute-2020
今年の全米まではプレーすると公言していたブライアン兄弟が大会にはエントリーせず、引退をすると発表しました。引退には様々な要因があるようですが、無観客での大会にモチベーションを持っていけなかったのかもしれません。ステイネットでラリーが続いたあとにポイントを取得し、チェストバンプをしても歓声が起きないのは虚しいものね…。
現在42歳になったブライアンズは、グランドスラム大会で「16」、ツアーレベルでは「119」のタイトルを獲得し、2012年のロンドン五輪では金メダルを獲得。彼らはUCLAを卒業後にプロに転向。その後22年の選手生命の中で、10年間のシーズンでダブルス世界ランクで1位を継続し、2007年にはアメリカのデビスカップ優勝に貢献。彼らのダブルスは結果だけではないエポックも多く残してくれた、ダブルスの楽しさを教えてくれました。

【ATPのSiteで過去の楽しい写真集が発表されました】
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https://www.atptour.com/en/photos/bryan-brothers-tribute
デビスカップンのアメリカ代表として15年間で25試合に勝ったブライアンズは、デ杯史上もっとも成功をおさめたダブルスチームでもあり、その功績は計り知れません。このフォトギャラリーはその歴史をひとつずつ紹介しています。

【2才でテニスコーチの両親から手ほどきを受けテニスを始めた双子チャン】
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もはやレジェンドとして扱われているふたりですが、テニスを始めたのは2才の時。今回の引退報道は「ニューヨーク・タイムズ」のレポート。ふたりは「これが正しいタイミングだと感じている」と話したそうです。最後のATP大会は今年2月のデルレイビーチ。全での対戦をフルセットで勝ち上がり、決勝では日マクラクラン勉とルーク・バンブリッジのペアを下してツアー通算「119勝目」を挙げてました。まだまだプレーできると思いますが、きれいな引き際かもしれません。これからどんな活動をするのか楽しみです。

【Tennis TVが作ったブライアンズのベストショット集です】

本当はもっと見たかったよね。2年連続でジャパンオープン1回戦敗退だったし…。