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25年前のアルバイトちゃん達からバレンタイン [INFORMATION]

【1995年頃にアルバイトをしてくれていた姉妹がご来店されバレンタイン】
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姉妹は「敦子チャンと圭子チャン」。広島県三原市の出身でご実家は代々セメントなどの建築関連の仕事をされていて、テニス好きのお父さんが会社の近くにテニスクラブを持っているという家柄。大学生の時に東京に来て、学生時代はテニスサークルでプレーする傍らNOBUでアルバイトをしていただいていました。ふたり共に大学を卒業後は企業に就職し、結婚。ご主人の海外赴任などに同行され、最近ようやく東京に落ち着いたそうで、昨年からよく遊びにきてくれるようになりました。今日はテニススクールに通うお姉ちゃんの敦子さんがガットの張り替えをお願いと、日本酒付きのチョコレートを持ってきてくれました。38年も続いてやっていると、10代のお嬢さんが結婚してママになり、そしてテニスを再開するというところまでお付き合いでき、何とも楽しい限りです。
先月もこのふたりがいた同じ頃にアルバイトをしてくれていた「智子チャン」が中学2年生でテニス部でがんばっている息子さんといっしょに遊びに来てくれて、ふたりで「エーストレーナー/神谷コーチからいただいたもの」で素振りして遊びました。
昨年の夏にも初代アルバイトの「山崎クン」の長女と同級生のふたりが遊びに来てくれました。ひとりはNOBUでアルバイトをしていた「澄チャン」のお嬢さんと、もうひとりは沼尻啓介のお姉ちゃん。両親の話をしながらのテニス談義に花を咲かせました。まさしく様々な、温故知新。お越しいただく皆さんに感謝の気持ちでイッパイです。アルバイト卒業生の皆さん、そしてそのご子息達、ドンドン遊びに来てください。お待ちしています。

ブライアン兄弟が最後のデ杯代表にノミネート [TENNIS IMAGE]

【デ杯最終予選のアメリカ代表選手が発表されました】
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https://www.daviscup.com/en/home.aspx
昨年の11月に初めて行なわれたデビスカップ・ファイナルですが、年も明け3月には2020年の出場権をかけた予選が世界各地で行なわれます。昨年のファイナルでベスト4を占めた優勝のスペイン、準優勝のカナダ、英国、ロシアの他、ワイルドカードはフランスとセルビアは既に本戦が決まっています。が、残りの12枠を掛けた対戦が[↓]画像のように決まっています。日本はエクアドルをブルボン・ビーンズドームに迎え撃つ準備がもろもろと始まっていますが、強豪ウズベキスタンとホーム(ハワイ・ホノルル・インドアハードコート)で戦うアメリカチームは、マーディー・フィッシュ監督が出場メンバーを早々に発表し、今年の全米オープンで引退するブライアン兄弟をノミネートしました。最後の花道を!という監督からの勧誘に快諾したとアメリカでは報道されています。米国チームはシングルス要員として、テイラー・フリッツ、ラリー・オペルカ、トミー・ポールという20代の若手選手を起用。ファイナル進出を目指しています。ホノルルのテニスファンにとってはこれがブライアンズの勇姿を見る最後のチャンス。2016年以来の代表で41才(4月には42才になる)。勝ち切るにはストレート勝ちと行きたいところ。さて、最後のデ杯はどうなるでしょう。

【最終予選の対戦はこちら】
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アジアからは韓国とインドが最終予選に入ってきました。日本は国別ランキングでは現在17位。アメリカの地域予選でベネズエラに勝ったエクアドル(27位)との対戦です。オーストリアはティエムを擁して予選入り、インドはパエス(46才)が遂に現役引退を表明。もちろん最終予選には出場して来るでしょうから、3月第1週の週末は今から楽しみです。

全日本室内選手権で小野田賢が好発進 [INFORMATION]

【齋藤宣孝先生より京都から写真が届きました/小野田はNマーク・プロモデルを着用】
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今日から始まった全日本室内選手権で、ダブルスに出場のNOBU TENNIS TEAM・キャプテンの小野田賢が初戦を突破しました。小野田は選手活動を続けながら大坂なおみチャンのヒッティングをしたり、全豪オープンでは二宮真琴の帯同なども行なっています。選手としての視野も拡がっているので、一段と期待をしています。

【合計年齢74才のダブルスです】
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今大会でペアを組むのはベテランの福田勝志。福田が44才で小野田が30才。合計年齢はなんと74才という高齢ダブルス。今日は喜多元明・岡村一成のペアを破り、明日は準々決勝で竹内研人と守谷総一郎の第2シードダブルスに挑戦です。

【会場は京都の島津アリーナです】
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http://alljapan-indoor-tennis.com/
今週は男子のトーナメントで、来週が女子のITF/6万ドル大会です。
3点の写真は大阪府テニス協会の斎藤先生から頂戴しました。感謝。

高校テニス部指導20周年の記念品 [Custom Made]

【20年間指導した部員全員の氏名をマグカップに印字しました】
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NOBU TENNIS TEAM アドバイザーの高橋司先生は法政二高テニス部の出身で、母校の教員になってテニス部の顧問になると云う目的で日本体育大学に進学。卒業後法政二中に就職。その後法政二高の教員となり2000年からテニス部の顧問として部員たちに指導を続けています。ご本人は学生時代の1985年からコーチをつとめ、法政二高ひとすじです。そんな司先生から「指導歴が20年になるので何か記念品を作って、卒業生や現役の生徒達にプレゼントをしたいのですが、何かアイディアはありませんか?」というリクエストがあり、それなら「円筒形のマグカップに全員の氏名を入れたものを作ってみたら」とプランニング。全員で約200名とのことだったのでダミーの名前でデザインに落とし込んでみたらきれいな仕上がりになりそうだったので、正式にご提案しお見積を出し、進行しました。で、出来上がったのがこのマグカップです。紺のインクはタバコのピース・紺で指示しました。

【実際の入稿データはこのようにしています】
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私立の学校の場合、卒業生が教員になって戻って来ると、ほとんどの生徒がその先生を「〇〇さん」とあだ名ではなく名字か名前で呼ぶことが多いですよね。よってここでも普段生徒たちが呼んでいる「司さん」を「Tsukasa-san」と表記し、持ち手の部分から見て正面に「HOSEI TENNISのロゴと共にメッセージ」をレイアウトしました。左から順に、卒業した年度ごとに氏名を縦に配置して、全国選抜に出場した学年には「☆」マークを、インターハイに出場した学年には「★」マークで表示しました。人の名前なので間違ってはいけないと各学年の主将・主務経験者たちにメールして確認をし、3度ほど校正のあとに工場に入稿しました(もちろん現役生徒も入っています)。2月8日に行なわれた20周年式典(二高の学食でですが)には多くの卒業生も集まりお祝いの会が行なわれたそうです。司先生、30周年には何にするか今から考えておきますね。引き続き熱いご指導をお願いします。

テニス日本リーグが終了しました [TENNIS LINKS]

【女子は島津製作所が3年ぶり5度目の優勝です】
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https://tennismagazine.jp/_ct/17339334
今年で34回目となるテニス日本リーグで島津製作所は30年目。以前は朝日生命、ワコール、NEC、豊田自動織機、北日本物産、荏原製作所などに優勝の座を守られていましたが、今西美晴、桑田寛子、大前綾希子、加治遥などで選手補強をし、今年度は昨年の全日本チャンピオンの本玉真唯が加入してより一層選手層が厚くなりました。対抗馬と見られていた橋本総業が準決勝で、澤柳璃子をサポート選手として登録した明治安田生命に敗れ、決勝ではダブルスを落としたものの3年ぶりの復活優勝を決めました。監督の小森さん(右端)おめでとうございました。

【男子は橋本総業が初優勝】
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https://tennismagazine.jp/_ct/17339387
中国のLi Zheを補強し、ポイントのかかったダブルスで竹内研人と中川直樹のペアが勝利すると云うドラマチックな展開で見事に初優勝したのは橋本総業。今年は東京五輪の会場整備のため東京都体育館が使用できず、横浜国際プールで行なわれた日本リーグ決勝トーナメントでしたが、対戦結果が「2勝1敗」ともつれた結果が多く、観客の皆さんも多いに盛り上がったことと思います。

NOBU TENNIS TEAMの伊予銀行・飯野翔太もこの日本リーグで引退となりました。表彰式では長年に亘り日本リーグに貢献したということで「特別賞」が授与されました。これからは銀行員として過ごされますが、週末はジュニアの育成などもされるようですので、NOBUとしても引き続きサポートして行く予定です。

フェドカップ・日本チームはスペインに敗れる [TENNIS IMAGE]

【チームに帯同した佐藤ひろしカメラマンから写真が届きました/会場の雰囲気】
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スペイン・カルタヘナで行なわれた、フェドカップ・ファイナル予選 スペイン対日本戦は。シングルスでスペインが先に3勝し勝利が決定。第4シングルスはおこなわれず、ダブルスで日本が勝利をし、一矢を報いました。日本はスペイン戦4連敗で、初開催となるフェドカップ・ファイナル進出を逃しました。次の対戦は4月に行われるプレーオフ。この対戦に勝って、来年のファイナル予選出場を目指すことになりました。

各地で行なわれた対戦の結果「フェドカップ・ファイナル」に出場するのは、昨年のフェドカップ決勝を戦ったフランス、豪州、ハンガリー(開催国)とチェコ(推薦)の4カ国と、今週の予選に勝利した、アメリカ、ベラルーシ、ロシア、ドイツ、スペイン、スイス、ベルギー、スロバキアの8カ国の合計12カ国で、4月にブタペストで開催されます。

【今回のスペイン戦の5人の日本チームメンバー/対戦終了後】
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初日は大坂なおみと土居美咲がシングルスで敗戦。最終日は大坂に替わり奈良くるみが出場するもストレートで敗れ、日本チームの敗退が決まりました。第4シングルスは規定によりキャンセル。ダブルスでは東京五輪女子ダブルスで最有力候補の青山修子・柴原瑛菜のペアが勝利して対戦が終了しました。プレーオフもがんばってください。

亜細亜大学テニス部・今年の国際大会グッズ [Custom Made]

【2007年の第1回目からお作りしている大会グッズ。今年のHoodyはこちら】
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紐解いてみると亜細亜大学テニス部のチームウエアは2001年からお作りしています。そして2007年からは男子のフューチャーズ大会が始まり、4種類のデザインでTee-Shirtsを作りました。その後女子のITF Cuircuitも始まり、国際大会開催は14年目となりました。今年は原点に返って、国際テニス連盟の「ITF World Tennis Tour」のロゴに、開催場所である日ノ出町(東京都西多摩郡の大学のテニスコートの所在地)を入れて胸にプリント。袖には「亜細亜大学のロゴの「a」に2020とTENNIS」のアイデンティティーロゴを入れ、スポンサーでもある「ASIA Academy」のロゴもプリントしました。アメリカのGILDAN社製のジャパンスペックモデルのグレー地に黒でプリントです。

【かなりオーソドックスな仕上がりになりました】
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亜細亜大学テニス部では国際大会開催に向けて、今日から様々なイベントが行われ、会場にて販売も始まりました。クリニックや講習会も行われますので(JR五日市線・武蔵引田駅下車・徒歩5分)、受講の際にお求めください。

【ドライシャツも国際テニス連盟のツアーロゴにHinodeの文字入りです】
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大会の詳細は:https://www.facebook.com/asiafuturestennis
ドライシャツは、胸に大きく大会ロゴ、左袖に2020年度バージョンのチームロゴ、背中にはアカデミーのロゴととても贅沢な仕上がりになっています。今年の開催は男子のみで、3月3日から8日まで。予選は48ドローと昨年より大きくなり、多くの選手がトライできる場所になりました。もちろん3回勝たないと本戦に上がることは出来ませんが、チャンスの幅が広がったのは良いことです。1日の予選の日曜日と最終日の8日には観戦に行こうと思っています。日の出町でお会いしましょう。

カスタムメイド制作は1枚からでも「OK ! 」デザインサポートはお任せください。
お問い合わせは support@tennisfactory.co.jp  or  お気軽にCall:03-3499-6160

Federer vs Nadal - Battle of Surfaces 2007 [YouTube Tennis]

【2007年にこんなエキシビションマッチあったこと、ご存知でしたか?】
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今週末はフェデラーとナダルによる「The Match in Africa」がケープタウンで開催されますが、実はこのおふたり、2007年の5月には「半面が天然芝、半面がレッドクレー」という見たことも聞いたこともないサーフェスでのエキシビションマッチを行なっていました。会場はスペインのマヨルカ島(ナダルの生まれ故郷)のパルマ・アリーナという競輪場にもなるマルチスポーツパビリオン。ここに特設コートを作ったというわけです。もちろんコートチェンジもありで、対戦はナダルが7–5、4–6、7–6(12-10)で勝利しました。このときフェデラーは25才でランキング1位。芝のコートでは48連勝中。一方のナダルは20才で世界ランキング2位。クレーコートでは72連勝中だったそうです。まさにタイトル通りの「Battle of Surfaces」試合内容もなかなか面白かったです。

【実際の試合の模様(ダイジェスト版)です】

会場の設営費用は163万ドル(約1億8千万円)施工期間は19日かったそうですが、どこを探しても賞金の金額を見つけることは出来ませんでした。ちなみにコートチェンジはシューズを履き替えるため、90秒ではなく2分制が用いられたそうです。
では、ごゆっくりご観戦ください。

昨年の全日本での終盤マッチが続々公開です [Tennis Online]

【男子シングルス準決勝/島袋将 vs 清水悠太】
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https://www.tennisonline.jp/top.jsp
高校を卒業後プロに転向した清水は大学2年生の学年。早稲田大学4年の島袋としては負けられない1戦でファーストアップ、セカンド2-0からの逆転負けはさぞかし悔しい戦いとなったことでしょう。その島袋も卒業後はプロに転向予定(スペインでのデ杯にも帯同して良い刺激を得たようです)。この世代が切磋琢磨するのは楽しみですね。

【男子シングルス準決勝/望月勇希 vs 野口莉央】
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野口も高校卒業後にプロに転向。大学3年生の学年です。一方の望月は中央大学の4年生。彼も卒業後はプロに転向予定。全日本選手権で大学登録の2人がベスト4に進んだのは、1969年の神和住純(法政)、坂井利郎(早稲田)以来50年ぶりだったそうです。望月は予選からの勝ち上がりだったので、疲れが溜まっていたのかもしれません。今後の活躍に期待しましょう。この4人がデ杯代表というのも夢がありそうです。

【女子シングルス決勝/本玉真唯 vs 秋田史帆】
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優勝は本玉さん。2011年に全国小学生、2014年に全国中学生で優勝したほか、世界スーパージュニアなど国際大会も含め、ジュニア時代には多くの実績を残した。高校卒業後の昨年プロに転向して2シーズン目での快挙です。実業団の島津製作所に所属しており、今週末からの日本リーグ決勝トーナメントにも出場予定です。

ゲーム界での“全豪オープン”で16才の日本人が優勝 [TENNIS LINKS]

【“全豪オープン サマースマッシュ2020”で「フォートナイト」というアクションゲーム】
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https://news.yahoo.co.jp/byline/hiraiwakosuke/20200205-00161709/
アクションゲーム「フォートナイト」の国際大会で16才の日本人男子・Ruri選手(Crazy Raccoon所属)が日本人プレイヤーとして初めてソロでのビクトリーロイヤル(1位)を獲得したという快挙が報じられました。何のことだかさっぱり分からんと云う方も多いと思いますので、早速記事をを探しました。会場はメルボルンのロッド・レーバーアリーナ。賞金は日本円で約3.000万円だそうですが、この16才の少年は全額をオーストラリアの森林火災の援助にと寄附をしたそうです。

【元アナウンサーで現在はeスポーツの実況に注力する平岩康佑さんのニュースです】

地上波などでは放映されることがなかったようで、平岩さんがコンテンツを編集して自身のYouTubeサイトにアップしたものです。ゲームを全くしない者としては、なんだかチンプンカンプンなレポートになっちゃいました。単なる情報提供でした。スイマセン。

テニス界にも新型コロナウイルスの影響が… [TENNIS LINKS]

【慶應チャレンジャーが4月に延期となりました】
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https://www.atptour.com/en/atp-challenger-tour/calendar
何気なくチャレンジャーのカレンダーを見ていたら慶應チャレンジャーを含むいくつかの大会の日程が変更になっていました。何事かとサイトにアクセスすると、日程変更の理由が掲載されていました。慶應のあと中国国内では安寧市で開催されますが、ここは中国南端の街でベトナム国境にも近いところなので「ここならば安全か?」と判断されたのかもしれません。日本国内では慶應の翌週に松山で新設のチャレンジャーが開催されます(2万5千ドルのITF大会の格上)。選手にとっては2週連続となったので戦いやすくなったのかもしれません。また暖かい時期への変更なので観戦にもよかったのかもしれません。いずれにせよポジティブに解釈しましょう。また早期の終息をお祈りします。

【慶應チャレンジャーの主催者アナウンス】
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●⽇程変更の理由について:https://www.keiochallenger.com/
世界のテニス⼤会を統括する ATPは、横浜慶應チャレンジャーから始まり、中国へと続く ATP チャレンジャー⼤会を「アジア ATP チャレンジャーシリーズ」と位置づけ、これまで運営してきました。ご既承の通り新型肺炎感染が拡⼤している状況のなか、中国で開催予定であった4⼤会(3⽉に4週連続で開催)をATPが全てを中⽌する決断を下しました。それに加えATPより横浜慶應チャレンジャー⼤会の⽇程延期の打診を受けました。これを受け本⼤会関係者と⽇本テニス協会関係者と協議を重ね、今年度緊急的対応として下記⽇程に変更し⼤会を開催することに致しました。変更に伴い皆様に多⼤なるご迷惑をおかけすることをお詫び申しあげると共に、皆様のご理解を何卒、よろしくお願いいたします。という内容。

今月24日からの開催で準備をして来た学生さんたちも、いちど仕切り直しなどでご苦労も多いことと思いますが、大会の成功をお祈りしています。変更後の日程は4月13日から19日となります。皆さんも是非ご観戦していただき、応援してあげてください。お願いします。

THE MATCH IN AFRICA [TENNIS LINKS]

【南アフリカのケープタウンで行なわれる、フェデラーとナダルのチャリティーマッチ】
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https://www.match-in-africa.com/
今週の金曜日は注目のチャリティーマッチがケープタウンで行なわれます。そのイベント名も「THE MATCH IN AFRICA」このイベント用にホームページが作られ、こちらがそのトップページです。会場は2010・FIFAワールドカップ南アフリカ大会のために建設された約5万5000人の観客を収容できるケープタウン・スタジアムです。2019年9月に発売されたチケットは、開始からわずか10分足らずで4万8000枚が完売し、テニス史上世界最多の試合観戦者数記録を更新する見込みとのこと。いったいどんなイベントになるのでしょう?

【試合は録画ですがWOWOWでも放映されます】
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https://www.wowow.co.jp/detail/117048
大会サイトでチケットの価格を調べようと試みたのですが既に全席完売で分かりませんでした。「THE MATCH IN AFRICA」は既に世界の各地で5回開催されていて、アフリカ本土での実施は6回目にして初めてとのこと。過去にはマレー、ワウリンカなども参加し、多くのアトラクションや、ビル・ゲイツなどを交えたエキシビションマッチなども組まれ、1日(ひと晩)だけの1大エンタテイメントとなっています。収益はロジャー・フェデラー財団を経由して「アフリカの子供たちの教育を支援する」目的のイベントとして確立されています。公式サイトでは過去の開催などを動画で見ることも出来ますので、ちょっとチェックしてみませんか。そして今年はテレビ観戦をします。

国枝慎吾さん、上地結衣チャン、全豪優勝おめでとう [TENNIS IMAGE]

【メルボルンで取材中の佐藤ひろしさんからカップ写真が送られてきました】
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現在、車いすテニス世界ランキング1位で、この全豪でも第1シードの国枝慎吾がイギリスのゴードン・リード(7位・リオパラリンピック金メダリスト)にストレートで勝利し、2年ぶり10度目の優勝を飾りました。グランドスラム大会では2018年の全仏オープン以来の優勝で、通算23個目のタイトルです。おめでとうございました。

【結衣チャンは単複の2冠です】
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結衣チャンの世界ランキングは現在2位。この全豪オープンでは第2シードでの登場。前日のダブルスで優勝し、今日の決勝戦ではオランダのアニク・ファンクートにストレートで快勝して、3年ぶり2度目の優勝となりました。グランドスラム大会では2018年の全仏オープン以来の優勝となり、通算でも7タイトル(ダブルスでは15タイトル)となりました。

ふたり共に東京パラリンピックと同じような気候とハードコートという条件のもとでの優勝。これが弾みになると良いですね。おめでとうございました。

ITF World Tennis Tour/2019年度の決算 [TENNIS IMAGE]

【国際テニス連盟では、何と1年間で「1099」の大会が開催されました】
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数字による2019年度の「ITFワールドテニスツアーの結果・男女合わせて」
ITFワールドテニスツアーは、2019年に新しいランキング制度をして発足し、約半年間独自のランキングシステムを運営しましたが、選手やコーチなどの反発が多く、ATP Tourもその稚拙感を否むことが出来ず、昨年の8月から元のランキングシステムに戻りました。但し、世界のトップを目指す若手選手をサポートしようと云うパトロンたちの動きに変わりはなく、昨年度は世界中で記録的な1099のトーナメントが開催されました。 

選手の中にはオランダのArantxa Rus(女子)が、ITFの歴史上通年で最も多くの10タイトル(全て2万5千ドルの大会)を獲得しました。また男子は中国のYan Baiが5タイトルを獲得し、M25(男子の2万5千ドル)のカテゴリーで首位となりました。

ニューカマーでは、パプアニューギニアのアビゲイル・テレ・アピサ、ブルンジのサダ・ナヒマナ、コリン・シンクレア(北マリアナ諸島のサイパン)にも注目すべき勝利がありました。3人のプレーヤーがそれぞれの国内で初めてのITFワールドテニスツアーのシングルチャンピオンになったのですから…。

ツアーの世界規模は、男性のトーナメントには72のホスト国、女性のトーナメントには64の国があり、女性のシーズン全体で556大会で合計の賞金はUSドル:14,560,000-で、男性は543大会で、合計USドル:9,715,000-にものぼりました。男子のほとんどは1万5千ドルか2万5千ドルの大会ですが、女子は2万5千ドルから10万ドルの大会まで開催されるので(男子で云うチャレンジャー大会が存在しないため)、賞金総額は自ずと上がってしまう傾向にあります。

ワールドテニスツアーは、2019年に多くの若いスターが注目を集める、新たな才能にとって不可欠な道です。日本では3月から亜細亜大学、早稲田大学、山梨学院、筑波大学などのシリーズから始まり、ポルシェ・軽井沢、レクサス東京と開催されます。女子も3月から慶應義塾大学、島津室内とサーキットが始まり、いよいよ国内に於いて日本人選手の活躍の場が用意されます。選手諸君もその大会が開催されることに感謝して、各々がベストな結果が得られるようがんばっていただきたいと思います。